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Channel: 高村円淨のブログ
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クラウン病

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 畑に有る130系までのクラウンに見られた特有症状の総称がこれです。
 で、典型的な部位がステアリングリレーロッド回り。
 私のRS41は15年前に全て新品にこの部分は交換しまして今ある物はその残骸です。
 残骸とは云え、これらの部品は今もクラウン病には掛かっておらず状態は良いのでスペアーにしています。
イメージ 1
 箱に入って居る部品は新品ですが、入って居ない部品は昭和62年の車検切れまで現役でした。
 確かフレーム提供をしてくれた方の車が「クラウン病」に掛り最終的に皆移植して治した話ですので、こちらは自分の車からの物に間違いない筈。
イメージ 2
 新聞に包まれていましたが、結構昔に買ったのでそっと外して撮影のアイドラーアーム。(純正品)
 結構当時は社外品が存在しますが、今は純正だけです。畑に有るGS130もガタがあり、社外品を検討したら無いとなり、他にもガタがあったのでそのまま廃車。
 多分手に入れたのは20年以上前でしょう。
イメージ 3
 これには全くガタが有りませんでした。
 
 かなり極端な例ですが先ずはこういう症状が確認できます。それこそ大地震の中を走って居る感じだと思いますよ。


イメージ 4
 ステアリングギヤBOX内部のギヤ。
 クラウン病との関係は判りませんがラジアルタイヤに替えたオーナーの話ではギヤが折れた話があり、探していたら出て来たのでゲット!
 昭和53年に確かに激しく振動した記憶があるのでRS40系にラジアルは合わないと思います。
 但し最終的にはBOX丸ごと交換してクラウン病を治した話があるので、別のルートで程度良い中古をゲット。

イメージ 5
 下がピットマンアーム。
 これも異常なし。一先ずクラウン病は根本的に純正指定サイズでないデカいタイヤを使うと発生すると聞きますが、畑に有るクラウンは守ってもそれが発生していますし、修理書では15万キロで「ハンドルシミー」現象が起きる事があると書いています。
イメージ 6
 これもかなり前に手に入れましたが、新聞紙に綺麗に包まれ残っているので出しませんが、記憶では社外品の筈。
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 ステアリングリレーロッドのスタッドキット。
 いずれOHが必要になれば使います。
イメージ 8
 現役末期、ここを走った時本日の部品は働き盛りの頃でしょう。砂塵を巻き上げ仙台市街地なり東京方面に行ったかな?当時はバックの工場は建設中でした。
イメージ 9
 さて様子を見てきましたが、三角窓のウエザーストリップは6.2万円まで、新品のグリルエンブレムは2.8万円まで、64年式までのワイパーブレード&アームは1.2万円までと恐ろしい値段で手に入れられませんでした。
 ワイパーブレードに関しては初期に廃車になった個体から外した物が今マニア市場に流通していると主治医に聞きました。
 当時はゴム交換だけの概念が無かったそうなので。もし50年以上ゴム交換してくれた整備工場があればそれはそれは「表彰状」を出さなければ。

 それとボヤキ

 RS41に給油し、サービス券が一定枚数たまりくじ引きして、車に戻ると隣の現行フィットがエアコンガス補充。
 「あのね、現行車はガス漏れは無いし、補充の必要はないんだよ。冷えが悪く感じて補充しているのかな?私のクラウンの時代なら兎も角それってシステム故障なんじゃねぇ?
 クラウンだってまずはきちんと故障かどうか点検して異常がない場合初めて補充なの。下手に補充すると益々故障するよ、場合によっては補償対象から外れるよ。(不正改造に見なされてね)兎に角正規の使い方かどうか確認して、それでもおかしいならば電装屋なり販売店等行こうよ。」



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