以前も触れて居ますがラジエターグリル周りのモール4点全て〇田ポリッシュさんに依頼しました。
これは近付けば判りますが平成16年に再鍍金した際バンパー含めて角が全て「コゲ」が付き多くが白くなり、初めは気にならないけど、○田さんに再鍍金依頼しバンパーが戻ると年々平成16年の再鍍金が嫌になって来たのです。
当然ですが「あの様な残念な結果は絶対しない。」とおっしゃい原因は研磨不足や下地処理が甘かった事が挙げられるそうです。
以前から不満はありましたが資金目途が立たなかったのもあり、何とか再鍍金出来る金が貯まり、思い切りました、いやそれ以前に「再鍍金するなら今のうち」「クロームメッキするなら借金しても今やれ!」とエライ事散々書いて何もしないでは自分に嘘を付いて居ます。
これは3年前に髭さんのブログに有りましたが、クローム鍍金が近い将来出来なくなり、代替クロームメッキは現状のクロームが100点なら、こちらは30点程度(3年前の時点)だそうです。
但し〇田さんによると10年以内だろうとはお話していますが、その頃までには引退を考えていらっしゃいますのでやはり今がラストチャンスです。
今回そんな中の事故で同時に〇田さんの技術が良くわかり逆に益々惚れ込んだのです。此処までの仕事は先ず普通の再鍍金業者はしない、到底割の合わない仕事内容でそれならば・・・・と今回決断しました。
部品は昨日到着しまして見て貰いましたが、流石ですね、問題点を見付けました。
アッパーモール(ボンネット側)は鍍金が異常に厚い、ロアー(グリルの下)は当然異常に厚かった上、錆を鍍金で処理した感じが見受けられたそうです。
記憶ではボンネット側のモールは新品を使ったがグリル下は中古良品だったと思います。
左右サイドはいずれも新品で左側は初めは64年式(丸テール)用でしたが、平成17年頃オリジナルが見付かりそのまま取り付けました。尚右は新品を再鍍金しましたがやはり厚ぼったい感じでした。
尚私の車にオリジナルで付いて居たモールは悲惨な状態になっており、再鍍金は多分下手すれば無理かな?と云う微妙なレベルですから程度良い部品を探す必要がありました。
鍍金に関しては妥協はしたくないがあります。鍍金と下回りはインチキしたくない、錆錆は許せないがあります。
同様にリヤバンパーについては鍍金業者は一刻も早く鍍金漕に入れたいとの事ですが〇田さんは「まさに微妙な加減で」見送って居り、本日も見送りました。但しその加減は普通の人には判らないレベルですが、そこで妥協したら今までの仕事が全てパーです。
もしかすると最悪の場合グリルモールと一緒の時期に再鍍金になる可能性も否定できないそうです。2月中にはグリルモールの完成は約束しています。
中古良品だったロアーモールはここ最近小さなクレーターみたいな物体が出て居ます。〇田さんによると鍍金の下に隠れていた錆が悪さを始めた可能性が有るそうです。もしかすると10年後に問題が発生し、その頃では手遅れになる事は目に見えており今回は無駄ではありませんでした。尚名誉の為書くと平成16年に行った鍍金その物については質は悪くないそうです。