今年は雪が少なく、もう2月も下旬。降ってもそう大した量ではないでしょう。(積もってもすぐ溶けます)
昨年、一昨年と雪が多く山形ミニ新幹線は特に一昨年板谷峠で身動きとれず数時間車内に缶詰めとなり、対する東北新幹線は10分の停車の後発車できました。
板谷でも救援が容易に出来る場所で動けなくなったのは確かだが、この様な格差が出たのは1に運輸局がない、2にミニ新幹線方式で優先順位が低くなり本社のある仙台を優先救援しました。
続けての板谷での雪トラブルで今山形では秋田と福島を結ぶ奥羽新幹線構想が生まれ運動が昨年から盛り上がりました。詳しくは
確かに便利になる、ヘッポコなミニ新幹線ではないから雪害時の救援もスムーズにはなりますが、現状は
向こう30年1.山形県秋田県は人口の大幅な増加は見込めますか?2.経済の大きな成長が見込めますか?3.国債が返還出来る見込みはありますか?
山形県には:ミニ新幹線は福島ー新庄間は黒字でしょうか?
全てNO!となる筈です。YESと答える事が出来ますか?特に山形以北の路線は完全赤字で、返済目途も立って居ません。
元が取れずに採算性もない奥羽新幹線事業を行えば破綻します。それに山形県も開業後の経済効果を示す資料を用意して居ません。
そもそも、ミニ新幹線を構想した時何故秋田市まで延伸しなかったのか?秋田県とタックを組まないと採算が取れないと思います。
秋田県でも田沢湖線にミニ新幹線を作り奥羽新幹線は迷惑な構想だと思います。
私見として奥羽新幹線構想は白紙を求めたいです。で、一昨年昨年の様な事態に陥ったら、事前に福島駅で代行バスを用意し、自慢の東北中央道を使い山形駅等へ輸送すれば良いと思います。
昭和41年完成の栗子ハイウエイも時々悪天候で通行止めが有りましたが、今は更に低い所に道を作り8972Mの長大トンネルも設け間もなく福島ー東根北まで一本の道に結ばれます。やり方次第では山形自動車道を使い仙台駅からもバス輸送は出来ます。
*本日の記事は地元紙にも投稿してみました。
奥羽新幹線構想は本来ミニ新幹線方式をせず初めからこの方式で行うべきでした。