更にこの個体は凄い事に新車時塗装です。これで残る個体は今時そんなにありません。
そしてナンバーも新車時の「青5」です。
概ね私の車と同じ時期の登録と思われますが、この時期青森は5ナンバー枠は6000台を越しています。
人口も多く、かつ自家用車を購入できるユーザー層が山形より多かった事を現します。
オーナーさんの好みなんでしょうね、オリジナルの丸鍍金ミラーなら良かったけどミラーが明らかに非オリジナルで残念です。
このナンバーに山形が入ったのは昭和39年の初めです。(39年2月~3月)因みに38年と39年では登録台数がかなり違うのは全国的な傾向です。
注目はナンバーフレーム。中々これが付いているケースはメーカー問わず無い物です。封緘も剥がした後はなく当時の純正かもしれません。
これは凄い!
リヤガーニッシュが無いのはS40ならではの作りです。
これも結構後でスーパー6用を付けたオーナーが多いです。この状態を保つのも中々難しいんですよ!
本当に凄いな!
白いステアリングにヒビが無いのも凄いんですよ、ここまでよいS40D-1は先ずないですね。
誇らしいプリンスエンブレム。
メタリック塗装でこれだけ状態が良い物は先ずありません。凄いですね!多分私の師匠もこの個体ご存知かも。今度お聞きしてみよう。
ただ惜しい事は今回表彰にならなかった事、でもホイールキャップとミラーがオリジナルならば間違いなくあきたオールドカー大賞でしょうね。
それと梶ノ目さん記憶が違っていないなら「タイムマシン賞」が表彰なかったと思いますが、これですか?
私ならこの車を強く推しますよ!