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Channel: 高村円淨のブログ
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サニーB10軍団

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 今回の私にとってサプライズカーは中央の赤のサニーの参加です。=主治医の愛車でありまさに一生物のサニーであります。

 以前も紹介していますが恐らくこの車と同型は何度か呼びかけましたがネットの力を使っても無いので恐らく初期中期のオリジナルの赤は絶滅宣言が出来ます。

 これだけオリジナル度が高い凄い個体ですから私の車の表彰は厳しいと思うのは無理もありません。
 そもそも仕事が忙しいと話していたので「何時になったらこの車を見られるのか?」と半ば諦めていたから今回見られた事は非常に幸運に感じます。
イメージ 1
 目立ちますねぇ~・・・・
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フォグランプ。・・・・
ここで、オリジナルぢゃねぇ~よ!と鼻息を荒げる人は野暮なマニア。

 実は主治医のお父上は新車時からこのタイプを付けていました。非オリジナルとは云えこれを探したのだから凄い!
 純正デーラーOPTを次々探し当てた彼ですら発見できない赤い個体ですから、より絶滅宣言が出来ます。
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 鼻息荒い方へ・・・・これがオリジナルですよ。
 それと昭和40年代以前は必ずしも電装関係はオリジナルとは違う物でも非オリジナルではない事を頭に入れる必要があります。クーラーなんかがいい例です。
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 オリジナルの5.50-12ホワイトリボン(ダンロップ)

 昨日ネットニュースでJAFのパンク救援数が昭和38年発足以来過去最高を更新したとあります。 
 原因としてセルフ式GSの増加で空気圧をチェックしてもらう機会が減りこの様になったとあります。

 然しこれは私の目から見れば誤りだな!
 基本的にセルフ式GS増加は関係ないです。そもそも走行した後のタイヤの空気圧は余りアテにならない。

 私の考えは扁平率が低くなり耐久性が低くなり、パンクしやすくなった。タイヤが昔より全体的に弱くなった(昔は再生を前提とした作りなのでサイドウォールは丈夫だった)

 そして何より致命的なのが・・・・・・
 「ユーザー自身が自動車に関心がなくなった」
 
 が一番の原因でしょう。=日常点検すらしなくなり異常に気付くのが遅くなりパンクが増えるのです。

 昭和30年代は新車であっても故障が日常茶飯事であったがプリンススカイライン辺りからメンテナンスフリー車が誕生し、カローラ/サニーはそれをウリにしている。山形でも車が激増した昭和43年、メンテナンスをロクにしなかった車のトラブルがそこら中に溢れかえり、JAF加入がウナギ上がり。

 GSはこの時代は日常点検はやってくれたが、価格競争で手が回らなくなり、整備工場は価格の透明化でサービスが低下しこれもパンク急増の背景にあるでしょう。やはり自分の車は自分で守るが原則!
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 バンパーポールはこの時代こんな形なのかな?それとも思い出の車にこれが付いていたか?
イメージ 6
 当然の如く4枚バイザー付き。車好きだった主治医のお父上らしくここはキッチリしているでしょう。


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