昨日NHKで紹介された番組ですが、今「生前見積もり」なる行為が静かなブームだそうです。
「老オタク」と云われる50歳以上のオタクが生前に自分のコレクションが「まんだらけ」さんで幾らで買い取れるか?を査定して貰い(今は無料)自分が死去後その価格で買い取って貰う予定だそうです。
実は私も今身を摘ままれる思いで見て居ました。
我が家も例外なくトヨペットクラウンデラックス含め、すべてが廃棄物となる事が目に見えて居ます。
特に私の親族(血族)にはオタクはおらず血族の配偶者がオタクはいますがやはり、皆廃棄物処分として焼却場とか集団収集ごみに流れる最期を迎えて居ます。
http://letitbe-news.net/6163.htmlを参考にして下さい
これはなんでも鑑定団出演後、他に持って居た玩具を下取りに購入。カミさんもこれが我が家に来た時怒りました!
色は禿げて居ますが、モデルカー58号に出た由緒ある個体です。
YOUTUBEに以前有りましたが今は消えて居ますので画像出せませんが西部警察初期の挿入歌「愛のゆくえ」がこの個体見て思い浮かびます。
昭和54年この個体は店の隅でヒッソリしていたのだろう。
多分輸出を前提にしていたかな?あの頃外貨を稼ぐ重要な品目でした。
1963年式最初の絵カタログ。
MADEINJAPANの名声が広がりつつあった昭和30年代金の卵たちはプレス機を操作しながら作ったでしょう。この時代はこんな歌を心の拠り所にしていたでしょうね。私の親父もそうでした。
定時制高校に入学し夜ふと星を見上げた時親父たちは絶対口ずさんだ筈。何度か書きましたが後にも先にも山形県の教員で社会人経験は親父だけです。凄いナァ親父は。間もなく没後30年です。
実に細かい・・・・何時見てもウットリ。
バンダイは作りが非常に良いです。実写を見た子供たちは休日「俺が作ったクラウンはこれが本物か!」と目を白黒したでしょう。
又ほかのメーカーはトランククーラーのプリントも多くありますがバンダイはありません。又今作られているRS41も皆クーラーはプリントなしです。
それだけ当時の憧れなんでしょう。
そしてこの曲も忘れてはなりません。今70歳以上が支えた高度経済成長期。
そろそろ極楽へ親父も行けたかな?直ぐには行けなかったとは思うけどゆっくりしてね。