長野トヨタではMS50Fの昭和43年式がレストアされて代官山へ参上しました。
ボデーは綺麗にレストア出来たとは思いますが、オーバーヒートで相当悩んだみたいです。
動画をご覧ください。トラブルの原因はかなりの確率でファンカップリングの不具合だと思います。これが一番大きいな。
他にもMS50F、MS50Sに共通してツインキャブの不具合があると思われます。
やはり面倒な構造のキャブですから経験がない人の調整では調子が上がりません。
あれしきの事では私の車は立ち往生する程オーバーヒートはしません。あえてするならウィンドーウォッシャーのチューブ位ですね、不具合が出るならば。
考えられる事はベアリングの損耗、シリコンオイルの劣化、流失、修理出来ずトラブルを起こしたのでしょう。
因みにライバルのグロリア、セドリックはファンカップリングはなく、1961年式のRS31からそれが標準で装備されます。その点トヨタは先進的なメーカーだと思います。
尚長野トヨタのMS50FはクーラーがOPTで取り付けられた個体です。流石にこれだけの走行でヒートするならば先ず使用は出来ません。確実にエンジンから火が出ます。