旧万世大路を忘れるなと云う事で5分ほど放送がありました。秋から12月初めまでの映像があり、また現役当時の新潟映画社の「栗子国道」の映像を交えての内容でした。改めて見ますと乗用車が殆どなくトラックばかりが走って居ました。
やはり大瀧集落の人も悪戯半分でヒッチハイクしたくなりますね。元は我が家のご近所さんの子孫ですが、市長や大叔父にはたまった者ではないでしょう。
晩秋が一番綺麗に撮影が出来るそうですよ。
11月ともなるとやはりブルトーザーで除雪してもこれだけの高い山では歯が立たず、冬季閉鎖しかないです。 因みに関山旧道の同じ時代はブルを使って除雪して、山形側の人は天童、東根各温泉、宮城側の人は作並温泉に除雪が終るまで一泊していました。
昭和40年の栗子隧道山形側入り口を走る90系です。
峠を下るとこの様にトラックの隊列が・・・・
今どうにか隧道内部に入れる二ツ小屋隧道。
以前此処に20w電球が有ったと書きましたが、赤い殺意の映像を良く見ると無い事が判りました。
現役当時隧道内部の漏水があり、電気なんか通したらすぐにショートします。
福島側から入ります。ヒンヤリ・・・・
皆さんここで驚いて行かれます。15年前と比べて穴の大きさは数倍になり、近い将来左上端が崩れ落ちると思います。記憶が正しいならば写真左端の小さな空間は2年前までは無かった筈です。
今この旧道は愛好家が出来る範囲で管理していますが、草刈がせいぜいです。もし行く場合は自己責任で。
夏場借りたとしても、まずクーラーは使えない。酷いとショックアブソーバーを壊しかねない。非常識極まりない酷道でした。