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Channel: 高村円淨のブログ
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ひょっこ(NHK連続ドラマ)

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 4/3より放送されました。時代設定は昭和39年だそうです。今回はおらが山形交通のバスが出たと云う事でUPしました。
 茨城県なのに山形交通はないっぺ!とは云わず、有名な個体がでたので解説したいと思います。
イメージ 1
 いすゞのボンネットバスで年式は昭和42年。
 バスカラーには意味があります。赤=紅花、ピンク=桜、白帯=雪です。皆山形に関する色でして昭和30年~56年までのバスはこの色が一般車両カラーでした。
 ボデーサイドのマークに本来は号名がありますが、ドラマなので消したのではなく、譲渡して直ぐ消された様子です。
イメージ 2
 白帯の「新 6787」は意味があり、新庄営業所に所属し、67年=昭和42年納入で87番目と云う意味らしいです。
イメージ 3
 上手く撮れませんでしたが、丸い排水口みたいな物がありますが、ワンマン営業の時運転手が行き先を伝えるスピーカーです。
 昭和52年頃からワンマン営業となり、この個体は車掌席が残されています。車掌席が残った個体はこれ以外にもバブル期までは見られました。
イメージ 4
 多分ですが、一般バス3台の下にあるYAMAKOと書かれたバスですが元は観光バスで、ホイールの特徴から観光上がりのワンマンバスである事は以前UPしましたが、このバスは平成2年頃には此処に有りました。
 多分ですがこの色の特徴は昭和55年以降ですし、当時エライ長距離を走ったボンネットバスと一緒に新庄営業所にワンマン改造されて路線バス落ちした個体と思います。山形ー新庄間を走った「特急山交本社前行き」とみて居ます。私もこのバスは何度か乗りました。自宅に近いバス停に停車するので学校から自宅近くまで歩く事がない便利なバスでした。他にもその向かいの色のバスも何台かあり、これも観光上がりでした。

 推測で昭和60年前後に配属されボンネットバスが引退間際の頃一緒に過ごしたかも知れません。観光落ちとは云え最新鋭ですからね。
 山交本社からこのバスに乗った事ありますが当時60歳位の年配の運転手が運行前結構タバコをブガブガ吸って点検していた姿がこのバス見ると思い出します。新庄まで運転だからタバコを吸わないとキツイのでしょうね。
イメージ 5
 ボンネットバスは主に新庄ー肘折温泉間が担当で山形県で一番雪が積もるので4輪駆動バスが重宝され昭和60年まで現役でした。
 実は私の車の写真でこの位置から撮った写真にこのすぐ脇に曾お婆ちゃんと当時の市長の奥様、2軒隣の元町長の奥様が3人並んで肘折温泉で撮影した写真が有る筈ですが見つからないので強引にUPしました。
 恐らくあのボンネットバスとクラウンは対面しています。撮影はサイドウィンカーが埋まって居たので昭和42年以降44年までだと思います。撮影地は肘折温泉観月荘です。誰が運転したのかは不明です。婆さんたちではないのは確かです。
イメージ 6
 ボンネットバスは日本バス友の会で保管され今は茨城にいます。会える日があったら対面させたいな。
 明治生まれの婆さんを乗せて肘折を走り50年近い年月になりました。






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