2月1日の未明昨年2月15日に引き続きほぼ同じ区間で大規模な雪崩が発生しR48が全面通行止めになりました。通行止めは本日3日14時に解除になりましたが当面片側交互通行となり、
「作並で積雪が新たに30センチ、関山トンネルで同じく32センチ積もると通行止めとなる予定」です
今回の様な昨年と同じ場所が大規模雪崩となる事例は本州では極稀で、何故なったのか調査中です。其れと昨年は2月15日から10日間通行止めでしたが、其の後雪崩対策工事をしなかったのか?との質問には
「雪解け後直ぐに対策工事をしようとして、工事入札会を行ったが、何処からの入札が無く不調に終わり、漸く晩秋になって親父の分家でもあるS建設が入札したが、程なくして降雪期の時だったので十分な工事は出来なかった」との回答でした。
11月に仙台出張に行った時関山廃道付近でS建設が工事している所を見ましたがそれが雪崩対策工事でした。
今回の大規模雪崩からより関山街道の高規格化が求められました。同時に私は以前この書庫で紹介した「小山田新道」のルートを拡幅してもう一本の国道を作るべきと思います。
R48は、私が個人的に好きなルートだけではなく、山形県知事が実際に発言しましたが
「東北地域の命の路線」なのです。先の東日本大震災ではR48が無かったら山形県のみならず、宮城県の更なる震災犠牲が増えたと云われて居ます。無論山形も更に犠牲者が出たでしょう。R48の強靭化は絶対条件です。
幅5M、高さ最大8Mの雪崩が発生しました。
こんな看板が所々に立ちました。
東根市猪野沢(11月1日のクラウンRS41の書庫で紹介しました)雪崩のお蔭で車が殆ど通らなくなり、山形県、宮城県に甚大な経済的損失を与えます。山形県では天童市、東根市が宮城県では作並温泉と秋保温泉が甚大な損害を被ります。
上の写真を参考に、左折すると猪野沢の岩崎地区に入り、岩崎地区を東進すると小山田新道方面に行きます。此処を大きく整備して国道を切り開けば、R48に何か有った時の生命線確保になります。
此処の開発は数年前にボツになりましたが、今一度開発候補に挙げて欲しいですね。
猪野沢より仙台寄りの東根市沼沢。この方面に旧R48が有ります。又沼沢はかつて営林署が有りました。
沼沢方面もこの通りガラ~ン!こんな光景は滅多に見られません。
撮影は昨日2日ですが、東根市高崎の大江新田付近で通行止め。但し、この先には悪戸、休石、大瀧、赤石、赤坂がありますから、その地区に行く場合は現場のガードマンに伝えます。
但し大瀧より仙台側は完全通行止めなので、ラーメン紅花付近でUターンとなります。