事故が発生し人身事故になったら速やかに使える保険でありますが、私の場合残念ながら「使えない事はないが、健康保険での金額」となります。
残念ながらとは後輩や初めに通った長年懇意にいて来た整形外科医院です。通常より高く報酬が得られる筈ですが健康保険金額の収入となります。
今日任意保険の会社の担当者さんに家に来て頂き支払は健康保険金額で自賠責保険が支払う手続きをしました。
既にご案内の通りですが加害者の45歳の女は債務超過で支払い能力はありません。どの程度の債務なのかは個人情報を盾に保険会社にすら事情含めて教えませんでしたが、考えられる事として保険限度額を越した場合その後の支払いは私になるし、今は治癒までは私が立て替えですから自賠責に基づくとその間も私は莫大な金額を払う事となります。ですから健康保険金額でないと私が非常に不利な状況に置かれます。
ここがポイント!
*交通事故の場合私の様な事例があるので自賠責保険となると怪我した側が不利益を被るので必ずしも健康保険ばかりではない。
任意保険担当者もベテランの方ですが、私の様な事例は今回が初めてでかなり勉強したそうです。
後輩も勉強していましたが、「円淨先輩の様な事例を扱った接骨院は東南村山地区ではどこもなかった。」と話していましたし、実際整形外科等でもこういう事例は遭遇した病医院はないみたいです。
さて私も車好き歴42年のベテランではありますが、今回参考資料と云う事で加害者の車検証のコピーを頂きましたが、それから推測するには
*勤務先は生命保険会社と警察署で話していたが、走行距離が2年間で51000㌔程でしたので先ず間違いなく保険外交員と見て良いでしょう。
即ち女が勤務する会社では債務超過の社員である事は把握しているのかな?それとも破産ではないので外交員はOKなのか?
*車検証には指定整備工場で整備記録有の車検証なので少なからず車は粗末には扱ってはいない。
女性としては車の取り扱いは良く判って居る方だと見て居る。過走行の場合メンテナンスがしっかりして居なければマトモには走らない筈。
*女の免許証はゴールドであった。年間2万キロ走行は考えられるので、決して運転は下手な方ではないとは思われる。
*これはどうでも良いけど、初年度届け出は平成26年1月であるが、ナンバーを付けたのは同年10月なので云わいる「未使用車」或いは「新古車」でしょう。車検は平成28年12月に受けており、平成29年1月の少し前で51000㌔でしたから、自動車が無いとどうにもならない生活をしている事も想像しました。
とは云え責任が負える経済状況ではないにも拘わらず運転するとなると何処か人間性がおかしい。
それと今回痛感した事
自賠責保険制度がないと私の様な被害者は救済されなくなる恐れがある事ですね。常日頃任意保険だけで良いんじゃないか?と思って居ましたが今回ほど有り難く感じた事はないです。でないと今頃泣きながら高額な費用を負担して居た筈・・・・おお!恐ろしや!
自賠責保険に未加入は6点となり免許停止の対象です。これは納得!泣かないで済む制度ですよ、有り難く思いましょう!