運命のフロントガラス!
これには意味があります。実は元々はヤフオクに2度か3度出品しており、出品ジャンルが違い危うく破壊処理される所だったのです。ではその流れを記録を込めて初めのお話を書きます。
実は私、タマタマ何を探す為に検索したのか記憶に有りませんが、「クラウンRS31」で検索したら、これが出てきて「何じゃ!こりゃ?どう見てもRS41だんべ?」と思い2日間特徴をチェックして、出品者に質問。確か「これはクラウンRS41用ではないでしょうか?」と云った旨の質問をして2日後「申し訳ありません、その様でした。再度出品し直します。」と返事があり、その後2年近く出品がなく「何て不誠実な出品者何だ!」と思いまして、その後その出品者が出した物に2度かな?このガラスについてどうなったのか?質問するが返事なし。
然し今年になりこの出品者が出した物が欲しく、落札出来てこのガラスについて質問すると、「まだある!」でしたので、譲って貰う為に日取り調整をしていました。
その結果今回のところざわの前日に引き取りに行くとなって今回の記事の運びです。
フフッフ!ここで終わる話ならこんな大袈裟な話はUPしないよ!出品者は何と旧車の大御所で、20年以上お付き合いがある方です。まさかあのIDがあの方だとは…想像もしませんでした。
未だ話は終わらない。実は最初に書いた「クラウンRS31」がキーワードで1回目の出品でこのガラスに相当数の入札が入り、出品者の記憶では2万円台まで上がったそうです。(その時点では私は存在を知りませんでした)最高入札者は静岡市の自動車整備工場で、かなりの確率で「あの工場で、お客はあの人」と察しが付きました。実は相談が有ってその時お手上げ!したのです。
私が役立たずで苦労してヤフオクで見付けたのでしょうね、イザ!商品が届くと当然ですが
「これ全然合わないぞ!本当にRS31用か!」
とトラブルに発展。落札者は「あくまで俺はクラウンRS31用で購入した、RS31に合わないのなら2万円超す金は出さなかった!即刻返品だ!」となり、出品者は返金手続きをして送料もこちらもちするので送り返して欲しいとなり、整備工場では
「返金を確認したし、着払いとなるとあなた(出品者)も金額的に大変だろうし、対応が良いのでこちらが負担で破砕処分しますよ!」と恐ろしー事になりましたが、運よく返してほしいが通り2度目の出品になりました。
それが私が見た初めての今回商品です。唯出品者はどうしてもRS31を拭い去る事が出来ない事とRS41用だとは判らず再びRS31となったのだそうです。
何分この方は84台も旧車を所有した事があり、判らなくなったと云うのが本当の所です。
つまり本来は私の所に来る事が無かった可能性があります。これぞ運命ではないでしょうか?
これが全体像。この写真と似た写真で出ましたが、この時点ではまさかRS41用とは思いませんでした。
単にRS31用なんだね、程度でした。
然しここが引っ掛かりました。
RS31用でも56年~62年以外の刻印がざらにあります。ふ~ん、補給品なんだ!程度でしたが、私が拘る刻印がコレなのでよ~く見る結果になりました。
どうもおかしい、RS31用ではないに気付きました。
私は62年式か63年式の刻印に拘るのは東京五輪以前の日本の風景を写してきたガラスなのでどうしても拘るのです。これも探している一つですが「RS41-G2221」の刻印が無いので若干食指になりません。
最も新品何て無いでしょうけど、中古が良いのはその時代を走ったから私は好きなのです。
10月の車検ステッカー恐らくは定期点検が無いので昭和46年10月に車検が切れたのでしょうね。
この年の18日親父が高村姓になりました。
恐らくは車体番号が「4RS41-36000番代~37000番代の間」でしょう。昭和38年9月にマイナーチェンジモデルが発売されますので、登録まで1か月の時間が必要なので先ず間違いなくマイナー後直ぐに契約したと断定できます。
参考までこのカタログの車でしょう。
それと出品者が判断出来なかった最大の理由は、室内ガラスのステーがガラスに付いて居ないから迷ったのでしょうね。ステーは私持っているのでどうにでもなります。あくまでこのガラスはスペアーです。今のガラスが破損したら使います。
参考まで山交バスの廃車も46年までのステッカーでしょう。これも定期点検ステッカーが無く、青は昭和50年がありますが、山交の場合先ず間違いなく定期点検ステッカーが無いのは不自然で、昭和46年8月までが正しい筈です。
おさらいとしてあのバスはこういう姿でしたね。
結構走るのでこういう部品のストックも必要です。