スーパーにあったフリーペーパーを読んで不安になりました。MTM(マイルストーン、ターンアラウンド、マネージメント)なる東京の投資会社が山形の顔である大沼デパートの再生に名乗り出たのは良いけど不安になる様な内容がありました。
決してこの様な内容はテレビや山形新聞には報道がありませんでした。
これがそのフリー新聞の1面です。
一先ずテレビや山形新聞ではMTMによって施設の改修を出してもらう話にはなって居ます。
尚今回のMTMとの縁は(株)大沼が主導したのではなくメインバンクの山形銀行が大きく絡んで居るそうです。更にMTMは投資業界内では異色だそうです。
ここなんです、ここ!
テレビや新聞ではヤマトヤシキ(兵庫県)の実績を語っては居たけど「苦戦しており赤字拡大」は報じて居ません。但し東京以外の地方百貨店は殆どが赤字経営だそうで、山形マネーが大量に流れる仙台の百貨店の一つ「さくら野百貨店仙台店」を経営していたエマルシェは昨年2月に経営破綻しています。(MTMは関与していない)どっちに転んでも今百貨店は苦しい時代ですね。
MTMの実績として有名な話は「本間ゴルフ」と云う酒田市にあったゴルフクラブメーカーもMTMの投資を受けるが再生できずに中国の企業に売却されました。
不安な船出ではありますが、MTMの基本戦略は「地方再生」で要約すると「地方の崩壊は日本の崩壊につながる、地方再生は再生余地がある」だそうです。
間もなく十字屋が閉店です。大沼デパートは十字屋とは違い紛い物は販売した事は無いし、私にとっても心の故郷ですから「再生失敗、閉店!」は非常に困ります。