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Channel: 高村円淨のブログ
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処罰決定時

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 既に旧車オーナーの皆さんはご存知でしょうが、昭和44年3月31日以前の自動車はシートベルト装着義務が免除されますが、事故の時の被害は甚大である事は周知の通りです。

 今回の事故はタマタマ加害者には反省の色が見られず「厳罰に処したい」と希望してもこれがネックになり出来ない事が判りました。やはり装着義務があるがそれを免除して貰って居るのでその分の怪我は自分持ちの気持ちでないと旧車は乗れません。
 最もシートベルトを後付しても設定が無い時代の物ですからイザの時は外れます。

 つまり加害者を厳罰に処した場合弁護士が「シートベルトを義務免除とは云え装着していないので被害者が通常の事故以上負傷した、この処罰では重すぎる。」と異議を唱えられると検察側としては到底戦えないそうです。そういう場合もあるので旧車は注意が必要です。
 無論シートベルト以外でもヘッドレストも付かないと大変です。

  ですから最終的には処分は一任するの方向でまとめる予定ですが旧車、昭和時代の車に乗って居る場合は事故発生時は怪我をする、刑事処分の場合は損をするを頭に入れておかないと乗れません。
  特に昭和時代全ての年代で(昭和63年式まで)全てアメリカの衝突安全基準には到底及ばず輸出車輛で同じ事故を起こした場合助かったとしても国内仕様は重篤な後遺症を残す、時には死亡となります。
 クラウンの場合輸出はしていないので基本8代目までは全て危険と見て間違いありません。
 尚当時の国産車の米国仕様はアメ車では安全基準値より高い速度で衝突しても助かるが、日本車は途端に重篤な後遺症を残したり、死亡したりする状態でした。 

 上記の事から昭和時代の自動車を運転したら今は命の保証はない事を念頭に置く必要があります。私見として2000年以降からが実用できる古い車かな?

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