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Channel: 高村円淨のブログ
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第30回介護福祉士国家試験

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 今年の介護福祉士国家試験が1/28に行われました。
http://www.sssc.or.jp/kaigo/past_exam/index.htmlを見ると今年の問題を見る事が出来ます。

 毎年ボケ防止で問題を解きますが今年傾向は昨年と同じ内容でした。難易度は「常識範囲」としました。
 注目は今年の「医療的ケア」ですが109~113ですが112番でやられました。設問の1が正解とされていますが、2も正解だと思います。事実早く注入すると本当に下痢をする事があり、実際同僚の父親(故人享年87)もしており2を「マル」としたら1なのです。当然1は確かに正解ではありますがより完璧な答えは「~することがある」もあるし先に書いた実話もあるので私は2を選んだのです。

 これは1と2が正解でないならば抗議モノですね。109~113も問題は基本的に常識範囲内の内容だと思います。111は講習を修了しないと難しいでしょうが、きちんと受ければ絶対落としたくない問題ですね。前回同様113は実際の現場で良く発生するそうですからこれは無資格で頑張る介護職員の方は頭に入れましょう。当然ここも落としたくないですね、利用者さんの命に関わる重要な知識ですからね。

 尚昨年から「医師の指示を得た第29回介護福祉士国家試験合格者及び養成校を卒業した不合格、未受験者は業務として痰吸引や経管栄養を施す事が出来る。」のです。当然ですが今後第29回以降のが付きますがそれ以前の介護福祉士資格所持者は痰吸引や経管医療ケアの講習を受けて終了検定に合格すれば業務が出来ますが、それに合格しないと医師法違反及び社会福祉士及び介護福祉士法違反の罪に問われます。(109の問題は回答は1で4の医師法はこの場合は不要。但し業務で無資格者が行うと医師法も出ます、蛇足で歯科医師や看護師、薬剤師等も無資格者が業務に当たるとこれ等の法プラス医師法となります。)
 
 今年は介護福祉士は例年通りニューイヤーミーティングの日に実施でしたが、これまで一緒だった社会福祉士、精神保健福祉士は翌週の実施でした。

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