スカイラインスポーツネタも最後なのでUP致します。
兎に角山形では表に出るマニアには初めて見る個体、私ら古参でも20年ぶりの個体ですから注目度は凄かった!
実は余りテールを写さなかったのには理由があり、これは62年式用ではありません。安全対策で63年式用に交換しました。上のオレンジが追加されたのです。
私はこういう改造は嫌いではないですよ。
次期モデルS40に通ずるフロントグリル。
これはカメラマンや若いマニアに解説しましたがステンレス板をプレス機で打ち抜いた手の掛かる製法です。
丁度この車を生産している時期プリンス自動車工業内ではS40Dモデルがピンチを迎えて居ました。石橋会長は会社を見離し始める、自動車販売の累積赤字が莫大になりどうにもならなくなりつつある。
このミラーで生き残る事は珍しい。これも次のS40Dにも引き継がれます。
結構いい具合に年代が付いて居ます。
マスコット。
シートカバーは特注ですが、オリジナルの皮張りシートは健在です。
ダッシュトレーに注目。此処までビニールを張る事例はそんなにありませんでした。やりすぎの事例だとシートすべてにも貼っていました。(此処まで来ると何の為に高い金出して車を買ったのか?理解不能です)
我が家の車も当初はドア4枚ばかりでしたが、私の代になり、全てにビニールを張りました。
結構ベテランマニアも「新車時からのビニール」と見ている方が多くこれには私も驚きましたが「これはオーナーは注文して貼った物で、50年代~60年代一杯は流行った物です。」と話しました。
これもS4グロリアに引き継がれるデザインですね。
専用エンブレム。
写真では写せませんでしたが、ボデー全体がプレスラインのうねりが非常に気になりました。S40でも見られますがプリンス自動車工業のプレス機は大した事ない機械みたいです。