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Channel: 高村円淨のブログ
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グロリアのシャーシに

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 イタリア製のボデーを載せた車がスカイラインスポーツの姿であるとみなした方が判り易いでしょう。
 スカイラインスポーツは2代目スカイラインではありません。云うなれば日本人にイタリアのスーツを着せたと表現できるモデルです。
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 エンジンは初代グロリアに搭載されたGB4型エンジンでこの車発売から半年でS40D-1が発売されエンジンはスペックは全く同じですがG2型エンジンが搭載されます。無論ガソリンはハイオク仕様。
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 カメラマンに「ここを撮影しな!」と指図する老マニア。撮影後見てみますと・・・・・・
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 あいや~!本当に最初期です。7台目の生産品でプリンス自動車が云う通り「なるべく最初の段階の生産品をお届けします。」を確実に守って生産しています。
 恐らくですが1.2番はメーカーに、3~5はプリンス関係役員に6が大阪の堀川さん、7がコレと見るのが自然な流れだと思います。
 BLRAー3が示す様にBLSI-3が初代グロリア1900(61年式)ですのでスカイラインのALSI-3とは無関係である事が判ると思います。
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 当然ですが当選は昭和36年10月に発表ですからガラスにこういう刻印の物が有って然るべきです。
 但し発売は翌年の4月ですから、この刻印が有る=最初期でありこのガラスが割れると先ず手に入れる事は不可能な物でしょうね。
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 ナンバープレートは当然ですがハイフンなしが付きます。「は」になって居ますがこの時代は余り「す」から順番を変えずに発行したと云う定説は通じないと見て居ます。山形も最近になり途中「ま」が昭和38年頃発行された事が何台かの車で確認しました。
 いずれにしてもハイフンなしは昭和37年5月末でほぼ全国一斉終了ですからナンバー見ただけでも「最初期生産品」と断定できます。
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封緘も貴重です。おや?右側何かあった?
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 流石K社長です。きちんとキャブをOHしていますね。
 スカイラインスポーツはS40D-1含めて手動式のキャブです。今考えればオートチョークよりこちらが確実なんですよね。
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 タダモノじゃねぇ~!
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 幸運のスカイラインスポーツ。ボデー製造はミケロッティ事務所です。


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