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Channel: 高村円淨のブログ
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ブログ開始1周年記念

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 高村円淨のブログを開始して1周年となりました。開設は2009年10月23日となって居ますが、当時は文字を打ち込むだけで精一杯で写真を取り込む方法を知らず、そのまま数年放置となりました。

 漸く写真取り込みを覚えた昨年ドキドキの中行うともう中毒となり基本1年間休まないで更新するとなりました。(一番初めのブログでは不定期更新としましたが、その後中毒症状で不定期更新の方針を撤廃しました)

 開始前は1500人前後の方が訪れていた事を記憶していますが、今では25700人を超える来訪される方が居り、こんなヘンテコなブログにこれだけの方がお越しいただき本当に感謝申し上げます。
 あくまで自己満足で自分が毎日見ても良い内容ですので、必ずしも皆様方に満足いく記事は有りませんが今後ともよろしくお願い申し上げます。

 本日は1960年式マスターラインシングルピックアップをレストアされて居るブログ友の方に何か力になれない物か?と思いまして苦戦が予想される燃料タンクユニットと私の自己満足を満たす内容を合わせた記事で1周年記念記事を書かせて頂きます。

 RS26のセンサーを見せて頂きましたが、私のカンでは、コロナ20,36、40系用及びRS46系用は使えないかも知れません。これ等は燃料タンクの側面に垂直に取り付けるので、センサーの動きが異なります。
 RS26はタンクの上面に水平に取り付けられて居るので多分、センサーの動きを考えると恐らくRS20系か40、そして紹介するスタウト、ダイナ、トヨエース用かな?と思います。
 尚RS40系は2つありまして、上面に垂直はセダンRS40.41、側面はRS46となります(多分MS40系も同じでしょう)但し、41年後期のタンクユニットは抵抗式に代わるのでこちらはそのままでは使えません。

イメージ 1
 此れは私の車から摘出した燃料タンクユニット。死亡診断書を出したのは平成21年ですが、左端のフロートは未だ生きて居ます。

イメージ 2
色々手を尽くしましたが駄目でした。
センサー内部が壊れていたのです。
この時代の燃料タンクユニットはバイメタル方式
で、内部のコイルを修理出来る職人が居ません。
私の場合当時高齢でしたが、修理できる方が居て事無きを得ましたが、今は現実的ではないです。修理は関東在住の職人ですが、他の地方はもう居ないでしょう。

 今はきちんと作動する物を手に入れる、デッドストックを探すしか対応は出来ないでしょう。
イメージ 3
 紆余曲折が有りましたが、トヨペットクラウンデラックスより古いモデルの新品を使いました。此の新品がコイル焼損しており、ボデーの状態が良いので修理しました。

 モデルは後で書きますが、元々フロートを取り付けているアームが長く、それをオリジナルに合わせて長さを調整します。下の部分の曲がり角もオリジナルより大きいので、此処も合わせます。実はこのモデルのフロートはRS41と同じでしたが、皹が入り使用断念し、部品取りの昭和40年式用が綺麗でそれを移植しました。
イメージ 4
 トヨペットスタウトRK45用です。発売は昭和35年10月から37年8月までですから、1961年式、1962年式のみしか存在しません。現存車輛は5台とか?


イメージ 5

全体像です。この様な状態でタンクに入って居ます。
RS26の場合20用と比べ、フロートが大きい感じがしたので、現物合わせが必要です。20用に不具合あるなら、外して26に付いて居た物を取り付けますが、必ずそのフロートが穴が空いて居いない事を確認してください。

イメージ 6
昭和36年1月26日製造ですから1961年式用に取り付ける為に製造したのでしょうね。当然ですが、当時クラウンはRS30系が発売されて3か月程度でしたので、RS40系はまだ未だ開発途中です。


イメージ 7
RK45型スタウト。1500㏄R型エンジンしかないので残存しないのかな?

 下の写真は昭和35年8月頃旧東京都庁前で撮影されました。丁度RS26が新車で走って居た頃ですね。時代は異なりますが、センサーの取り付け穴が同じなので、取り付けは可能と見て居ます。アームと、フロートが同じ条件にして入ればこの時代に無かったRS40とかRK170,40等も取り付け可能と思われます。

 でも、この写真私が好きな歌手越路吹雪さんがこの通りを歩いて居そうな??東京会館も此処から歩いて行ける距離ですし。

イメージ 8




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