葡萄でも特にシャインマスカットや巨峰では、ほぼ絶対的にやらなければならない作業が芽傷処理。
これを行わないと葡萄の生育がイビズになり、後で苦労したり、収量が大きく減ります。
この作業を楽にする道具が・・・・・
メデール。
これは1年に1度の作業ですが持って居た方が良いですね。確実絶対的に上手く行きます。
特にシャインマスカット栽培では絶対の作業ですから購入された方は必ず買った方が良いと私は書きます。
判り易く解説の為巨峰で。
葡萄の特性は頭頂部優勢の特徴があり剪定で切り落とした2~3芽以降は発芽しにくい為にこの処理を行います。
以前剪定の記事でYOUTUBEの動画をUPしましたが、多分あの巨峰の持ち主は芽傷処理をしていないから芽数は減少します。(一昨年は13芽だったが、昨年は4芽なので今年は新しい枝から4芽程度と見ている様です)
この写真の指を指した所から右は芽を出す必要性がないと判断して芽傷はつけません。同様に他の枝も。
こんな具合に芽の手前にハサミで傷を入れます。
傷はこんな感じになります。
全ての樹に芽傷を付けてからボルドーを散布しました。必要かどうかとなると私は判りませんが、何となく散布した方が良い感じでしたので。(自己責任で)
因みにクラウンにボルドーがビッシリ掛かったの図ですが、白くなります。
樹形が複雑ですがこれは半分御遊びです。こういう樹形は余りお勧め出来ません。
全ての葡萄に散布が終わりました。
これは昨年末に定植したシャインマスカット。
これは切り詰めが必要ですから、予定通り芽傷付けの時切り込みました。
気になるので切り口に蝋を垂らしました。
同様に昨年から栽培始めた高墨は停職から1年目なので芽傷処理は今回行わず、ボルドー散布のみです。