山形市を含めて村山地域が大きく首都圏に近づきます。東根北以南地区が首都高速道路まで途中降りる事なく繋がります。
これで本当の意味で山形県が身近になります。
思い起こせば昭和41年の栗子ハイウェイ、43年の関山トンネル開通、山形バイパス(R13)で近代化し高性能な自動車を漸くマトモな速度で走らせる事が出来るようになった。然し高速走行ができる道路は平成の時代まで待たねばなりませんでした。
4/13になればこれが全て緑になります。これまでの鬼門は南陽市の鳥上坂で渋滞が酷く朝早い時間帯や夜間帯でないとマトモに走れませんでした。
東北中央道が開通した2000年前後は「何じゃこの半端な道は?」でした。こんな道路税金の無駄遣いだ!けしからん!と思っていましたが、この様に整備されれば
「お~っ!利用価値あり!」に変わります。
因みに地元TV局で実際走って見る企画を立てましたが、山形JCTを起点に村田JCT経由福島JCTまで行くルートと今回の新ルートを同じ速度で時間を競うと
何と!6分程度ですが村田JCT経由の方が早く福島JCTに到着します。此処でけしからん!は未だ早い!
通行費用が桁外れに新ルートが安く村田経由は2600円だが、新ルートは1400円です。
今書いたのは山形JCTからのルートですが天童、東根、東根北IC利用者は圧倒的に新ルートが近道になります。現在天童市東根市は人口増加が見込まれており山形市を含めて(特に西部)工場誘致にかなり有利に働くと思われます。
今後は北村山、最上地域への延伸も検討されておりより意義が増す事でしょう。
以前も書いていますが、奥羽新幹線を建設するよりも、秋田までの東北中央道整備に金を掛けた方が良い筈です。奥羽新幹線構想はそれこそ金の無駄遣いであり、代替機能のバスを福島に必要な時停車させそこから新庄まで東北中央道利用で輸送した方が絶対いい筈です。奥羽新幹線は便利なのは判りますが、採算が取れる目途は立って居ません。