二ツ小屋隧道を抜けて地図上のグレーのラインが旧R13で次が新沢橋に行きます。廃道後はグレーの所は栗子スキー場になり、黒い方は本来は無かった道ですが、山菜取りを始め旧道探訪の趣味や私有林を持つ人などが集まり有志で道を作りました。本来は存在しません。
福島県側の遺構です。地図の様な作りです。
平成24年より新栗子トンネル工事につき、有志が作った道は工事関係者の通路になりました。
地図にあるグレーのライン方面に行くと万世大路最大の美しい遺構に着きます。
新沢橋です。昭和11年に竣工しました。写真は現在の姿ですが、緑色のガードレールは廃道寸前の頃取り付けられました。それまではガードレールが無かったのです。何故なら、戦時中の金属供出で欄干が供出となり、戦後も長らく欄干なしでした。
此れが完成直後の写真だそうです。この写真の欄干は戦時中から昭和40年前後まで欄干が無い状態でした。
このコンクリートの物体は先代の新沢橋とされて居ます。此の上に木造の橋が有ったらしいです。
我が故郷大平集落に住む者に作られたとか。昭和7年に廃村してからは不要となりこうなったのでしょう。
ガードレールの無い時代走った我が愛車ですが、別段こういう風景があちこちにあり、これと云った思い出は無いそうです。(大叔父より)
先ずは目的地に着いた安堵感が有ったでしょう。