私のクラウンのレストア開始は平成10年の今日でした。もうあれから17年、アッと云う間と云うしか無い年月です。
実を書くと、前年11月より書類なし復活プロジェクトが動き出し、4月27日にはドキドキの中ナンバー変更し現在のナンバーに。その後暫く10年のブランクを埋めるかの如く乗り回して居ました。無論廃車した10年前より程度は悪くなった感じはしますが致命的なダメージは有りませんでした。
むしろレストアするには最高の状態だったみたいです。
まぁ今だから告白出来ますが、此処の状態に持って行くまで三桁諭吉さんでした。(車検、登録代、陸送費、入れ替え代等全てで)まさに「タダより高い物はない」です。無論初めは完全不動車なので陸送費は馬鹿になりません。
そんな訳で車検を取った状態の我がRS41を見た時の感動は忘れられませんでしたが、クーラー駄目、ラジオ駄目、時計も駄目、ヒーターは辛うじて、そしてODはぜ~んぜん駄目の話にならない状態でしたがそれでも感動し何だかんだで400キロは走りました。
一旦は学生時代の友人に預けましたが、初めの頃は良かったが次第に倦怠期に入り最終的な仕上がりでもトラブルになりましたので、改めてセミプロ素人はトラブルの元凶になる事を学びました。
事実友人は中古車販売が本業ですが、クラウンのレストアが終わった平成14年10月には既に「もぬけの殻」となって居り、恐らく他の客ともトラブルになったと思いました。
この記事を書くに辺り、当時レストアしていた、仙台秋保の某所に行きましたが、当時とは全く様子が変わり、ガレージへはもう行く事が出来ない状態になり、恐らく彼も仙台には居ない気がします。
最終的には名古屋の業者にお願いしましたが、外板の塗装は仕上がりから16年になり、あちこちに内錆が出始めましたがもう暫くそのままにして,進行したら対処する方向に決めました。
今はレストア開始したあの日と、充実してレストアしたあの日の思い出しか残って居ません。ポンコツの車検切れ寸前の車で仙台に良く行ったナァ、それがままならないとお袋のマーチを借りた、お蔭でマーチはとんでもない走行距離になりましたね。(今そのマーチはOTの編集部の千葉ガレージに有る筈です、読者プレゼントに出して居ない筈なので)
近所にて。
此れもそう遠くない所に有る風景です。
最終完成からは今年で13年ですが、この当時新車だった車も増税対象で、かなり姿を消した感じがします。山形ならば500 「た」行のナンバーが対象でしょう。500ナンバーも何となく半分以下になった気がします。
58ともなると数日に1台見るか見ないかの台数です。その多くがもう辛うじて走るレベルだったりもしています。