昨年あたりから県内のイベントに良く顔を出す様になったクラウンMS50オーナーデラックス
この車からクラウンはより身近な車となりました。2代目の中期からオーナースペシャルが登場しこの頃からクラウンの身近さをセールスしましたが、STDに毛が生えた程度なので、より上級グレードに近く安価にを妄評に生まれたのがこのモデル。
更に「白いクラウン」の代名詞となり、当時会社でも部長クラスをターゲットに88万円で販売し大成功しました。
旧車としてもソコソコの残存数のあるオーナーデラックス。同級生のお宅にも昭和57年頃まであり、同じグレードの黒塗りで山形5ナンバー付でした。
因みに彼の家は市内では有名なケーキ屋さんですが、当時は知る人ぞは知るチーズケーキの美味しい店でした。
エンブレム。スーパーデラックスやデラックスに見られるオーバードライブ(コラム3速車)は付きません。フロアー4速を選択すればオーバードライブは無くとも大丈夫ですが。
尚MS50系のオーバードライブは昭和39年8月以降のRS41、46Gと同じ構造ですので故障して不作動が多く、高速走行ではエラく五月蠅いモデルも少なくないです。
ハザードsw。昭和44年4月1日以降は装着義務化なので、全ての国産車に付きますが、此れは東海理研製の物でしょう。こういう形なんですね。
それと昭和48年12月1日以降はブレーキペダルを踏んでもハザードが点滅に変更になり、それ以前は踏んでライト点灯のままでもokです。
このステッカーは昭和43年1月1日以降製造の車となります。それ以前が私の車に付いた点火時期調整です。
テールも私は前期型が好きです。
実はこの車のオーナーさんですが初めに紹介したダットサンブルーバードのオーナーさんの仲間見たいです。
年齢は65歳前後と見ましたが、多分旧車オーナー歴はかなり浅いと思います。
写真では見ずらいけどリヤバンパーが真ん中が歪んで居ました。ぶつけたかな?それと駐車する時隣のMS105クラウンにぶつけそうになるし、ハンドル操作を見ると車と一体感ではない感じが如実に感じました。
ギヤ操作も結構「ぎゃ~ぁつ!」と音を出すし帰りも危うく街路樹にぶつけそうになるも有りました。