昭和39年後期モデルの特色で忘れてはならない特徴をUP致します。此れは案外知られて居ません。
スタンダードで大きく違う事としてフロントガラス。このモデルからRS20以来続いた合わせガラスがこのモデルからコストダウン化が図られ、部分合わせガラスへ(ゾーンライトガラス)合わせガラスはオプションとなります。
尚デラックスは合わせガラスです。
デラックスはオーバードライブのリレーが大きく変わります。時速110キロ以上となるとキックダウンが利かなくなるシステムが付きます。(110キロ以上で走った時、キックダウンすると、ミッションに負担が掛かる為)又キックダウンSWもこのモデルから形状が変わります。
リレーの回路図、尚このリレーは次のMS50系でもこのまま引き継がれます。
40系クラウンでオーバードライブシステムが作動する個体は余り無く、MS50系でも作動する個体は余り無い筈です。
新型と旧型の作動比較。正直な話、今の時代110キロ以上出る個体は少ない感じがしますので、別段110キロでキックダウンが利かない構造は余り意味が無いと思います。私の車は120キロは出ますが、何も自然に90キロ辺りまで落として、キックダウンをそこで利かせて加速すれば十分だと思います。
新型リレー拡大。
昭和39年の秋に発行されました。