今でこそ「日本中どこでも走る自信がある」と私は公言していますが今年のCCRから帰路で発生した事故の報告を受けてふと13年前を振り返りました。
あの当時実はヘッドのみOHして無鉛化対策を行いました。確かにエンジン部品はOSピストンがあったし、バルブもあったしでフルOHも出来なくはなかったのですが、そもそもが鈑金屋さんなので、エンジンまでOHは躊躇ったし、あの当時お爺ちゃんが生前話した「調子悪くなるまでOHしなかった車輛の方が、OHした車両より長く調子が良かった」と云う話しを聞いて居り依頼はしませんでしたね、単に有鉛ガソリンが手に入らないからがヘッドOHを兼ねただけでした。
レストアが終わった平成14年10月頃ですが、福島方面のイベントに東北道を使って参加しました。
あの時はオーバードライブは作動すると云えば作動する状態でした。どういう修理したか判りませんが、クーラー装着時に「オーバードライブ作動するね」と電装屋さんから報告がありました。
一応その時は前進すると即ON,OFFはエンジンを切ってレバーを左右に回してバックギヤに入れて再びONで可能。万が一それでもバック成らないならば車体を前後に揺らすと「ストン」と噛みこんだギヤが外れる様でした。・・・・山形5ナンバー時代の末期は極めて危険な状態だったのかも知れません。
オーバードライブはさて置き、エンジンは昭和59年12月に廃車してその後僅か1000キロ走り4年間休眠ですから、
実質18年ぶりにエンジンが掛かったと思います。東北道では80キロが限界だった記憶が鮮明です。それ以上上げるが結構苦しい感じがしました。
あのスカイラインですが、どの位の年月掛けてのレストアか判りませんが、レストア直後は未だ不具合が皆出し切れては居ないと思います。
私が糸魚川への参加が出来たのは2年後でした。
イベントでは注目してほしい部分ですが、以前も書いて居ますがナンチャッテステッカーではなく、きちんと調整しています。
キャブ調整の時きちんと行い、指示通りやりました。
それと話は違いますが、初めの頃訳の判らないステーが付き、それをゴソゴソ弄ったらショートしてアンメーターがパンクして驚いたのもレストア初期の頃。こういう訳の判らないトラブルも付き物です。
此処もそうですね。ドナーカーから移植しましたが、此れとの付き合いも17年です。