平成14年(2002年)4月より半年程22時から23時まで放映されたドラマに1963年式RS41が使われました。
この車が採用されたいきさつ等を書きたくUP致しました。
トヨタがスポンサーと云う事でトヨタの車を使う事は初めから決まって居ました。主役の長瀬さんは
「赤色で丸いテールの車を使いたい!」と希望があり、同時に「オートマチック車両限定!」と云う希望の中探しましたが中々出なくそんな年の平成13年の初めオールドタイマー個人売買欄に長瀬さん希望の車が108万円で売り出されすぐに飛びつきました。
実はこの車の事は私は1995年から知っていましたが、購入希望対象ではなかったですね。あの当時私の愛車が書類なしである事が発覚し再発行は幾ら家族の車とは云え絶望的に不可能でしたのでひとまずは程度のいいオリジナルの個体を探していましたので。
長瀬さんは旧車マニアですから、オールドタイマーなどの旧車雑誌も熱心に読んでいるそうです。
参考資料、その1。この車は濱マイクのドラマ放映以前からこの色でした。元々は静岡県にあり、私と年が同じSさんが乗って居ましたが、乗りこなせなくなり手放して今は北海道に流れました。
参考資料、その2。YOUTUBEに昭和38年日本初カラーCMにトヨタはパブリカ、コロナ、クラウンの3本を制作しました。
RS41Cは2種類ありますが、そのうちの1つが今回売り出したRS41Cと同じ時期に製造された車が出ていますのでよ~く見ていただけると「な~るほど」になります。車検ステッカーをよ~く見ると緑の7月である事が判る筈です=昭和38年7月登録とわかり、同時に濱マイクに出たこの個体も昭和38年6月8日~14日の間に製造されただろうから、初年度登録は38年7月となる筈。同期の桜である事が判る筈です。
当然の事ですが、あの色は純正色ではありません。純生色はボンネットルーム内の「キャッスルグレーメタリックで、㎝に出ているコロシアムベージュメタリックとは違う色です。(コロシアムは武左ゑ門さんの愛車参照)
内装は純正のタイプで、これは私の車より非常に状態が良いです(平成7年までのオーナーが張替えたそうな)ここは羨ましい、と云うか今思えばこの車が平成10年売り出しならば、これをベースにフレーム移植して内装の移植したな。因みに私の書類なしボデーはこの車のほぼ2000番前の番号で、時期的にも不自然ではないな。
他に注目ポイントはダッシュクーラー。これは平成7年までのオーナーが取り付けたらしいです。
ここがこの車の売りです。
リヤの内装も良いな!
それから鍍金ですが、東京の○田ポリッシュアーティストさんで行いましたので、折り紙つきです。あの頃は○田さんも脂が載った時期でしたね。
参考資料、その3。これは濱マイク放映以降のワインですが、色は濱マイク登場車両と同じ色です。
内装はオリジナルでは無い物の非常に真面目な内装でした。元色はドロミッティグレーメタリック。これの内装とインペリアルマルーンメタリックは同じ内装です。この色だと内装は違和感がないですね。
さ~て、今オークションに出ているあの1963年式RS41Cは誰の手に落ちるでしょうか????