前回は戦後再開した航空郵便についてあらましを書きましたが、今回はこの切手の廃止について書きます。
航空郵便専用切手ではなく普通郵便にも使える性格もあり、あくまで推測ですが切手の在庫管理で売れもしないどうしようもない切手を取り扱うのは在庫管理上好ましくないので昭和36年で航空切手のジャンルは廃止になります。
今回は別の書籍で既に紹介した五重塔よりは1年後に発行になりますが未紹介のこちらを優先しました。
飛行機の図案はダグラスDC-4型。今後紹介する航空切手は全てこの機が描かれます。
尚今回の立山切手は高額も含まれ収集は進んでいませんので半端です。
発行は昭和27年2月11日ですが、程なくして円単位の切手に切り替わるので発行枚数は僅かです。
円単位の立山航空切手。銭単位含めて55円、75円、80円、85円、125円、160円があり、こちらは出来れば全部集めたいけど思う様に行きません。
この55円意外や高額です。
やっと集めた80円。銭単位(最初に紹介した切手)よりは安いので高校時代購入。
立山航空で一番安い85円。でも銭単位はエライ高額です。
多分ですが五重塔と比べて絵柄が余り好きでなかったのもあり積極的ではなかったと思います。