今日何気にテレビを見て居たら、長野は軽井沢のバス事故が本日で1年になりました。
やはり相変わらずバス業界は激しい価格競争とライバルの多さで違法操業をする業者も存在します。
軽井沢の事故後は調べにくい、周知不足もありマダマダ一般化していませんが、ツアー旅行でバス会社の情報提示が義務付けられましたので、国土交通省のHPで過去3年の行政処分を閲覧できる様になりました。
残念ですがこの軽井沢の事故も来年には話題にも上がらず風化する事は間違いないでしょうが1年間掛けて調査した割には調査結果はお粗末で「運転手の操作ミス」と結論付けられました。
事故を起こした車両は三菱ふそうの車両。あれだけ不祥事を起こしたメーカーのバスですから本当にそうなのか?何せ事故を起こした運転手は「大型は運転できない」と事前申請しており、それななのに運転をさせた会社の体質は?・・・・マダマダ本当にきちんと関係機関は調べたのか疑わしい。
さて本日山形交通バスの写真をUPしましたが、気になる所を見ました。「48ライナー」のバス(寒河江営業所所属)のウィンカーが右を出しているがやたら早い点滅でした。11時頃市内で出くわした車両です。
修理は然程難しくはないだろうけど、こういう状態で営業運転は如何なものか???
それと昨年2月半ばにカミさんが出張で仙台に行く時私は自家用車で行く事を禁じて48ライナーに乗る様にいいましたが、そのバスの酷い事、ショックアブソーバーの不具合があってかエライ振動があり、道中車体脇のトランクフードが開き停車して運転士が閉めに行くハプニングがありました。
バス事業は規制緩和で確実に利益が薄くなり人材確保も難しい状態です。小さなトラブルが放置されていますね。 これも規制緩和が招いたトラブルなんでしょう。
まさにタクシー同様規制緩和して危険になるのではたまった物ではないです。
今山形交通バスも20年以上バスを使います。本日紹介した時代のバスは長くても15年で廃車でした。(ごく一部だけが15年を越します)
更に解体屋に流れた時点でもマダマダ走れる状態であと5年は営業に耐えられる状態が殆どです。規制が掛かった頃はこの様に安全にコストが掛けられギリギリまで使われることは稀有でした。
稀有な車輛がYAMAKOロゴのこれです。
YAMAKOロゴのこれは当時10年は使って居ない筈です。観光で使い中古で路線の長距離に転用しましたが、これは昔からありました。
余り若いから使える部品は営業所内で剥ぎ取られこういう姿になります。
これも元は観光上がりらしいです。上がってから路線改造してワンマン化し後ろに乗り口を設けました。
撮影した方の話では荒谷経由山交ビル行の幕だったそうなので地元の営業所と判りました。撮影は93年で確かこのバスは昭和50年(1975年)ですから18年と長命です。恐らく廃車から間もないか?
多分48ライナーも担当した筈。
ただ、この10年丁度規制緩和以降この解体屋で山交バスの廃車は見ません。もしかしたら、格安会社に中古で流して、そこで本当の寿命を迎え解体屋には流れないのか????どこへ行ってしまうのだろうか?