昭和43年12月10日発生の3億円事件の時効が迫る49年11月17日大分県別府市で3億円保険金殺人事件が発生しました。実はこの事件私は最近知りました。
動画にもありますが事件に使われた車と同じ物を使い実証実験も行い、この事件をモデルにした映画があり、この時80系クラウンが使われましたが、初めて見た10年前は一体何が目的か判りませんでしたが、今回この動画を見てやっと理解した所です。
昭和43年と49年では3億円の値打も変わりましたがもしこれが成功したとしたら荒木虎美は手が付けられない人間になったとは思います。
そもそも荒木は戦後の殆どを拘置所や刑務所で過ごしておりそういう大金が手に入れば疑わないのが不思議です。
さて犯行に使われたダットサンサニーB10DXですが、推定年式は昭和44年後期か45年式。中古購入とあり、恐らく獄中で計画していた犯行でもあるのでナンバーから判断しても購入から数か月程度と見て居ます。
然し不思議な点として荒木は殆どを拘束された人生なのに運転免許取得は何時出来たのか?
妻に運転させたと本人は供述したが、あの当時正直余り裕福でない女性が運転免許を取得した事が不可解。まして昭和49年当時女性の運転免許取得率は非常に低くお袋は市役所では当時女性職員では10番以内で、女性取得率が上がったのは昭和55年前後でしたのでこの点は警察はきちんと洗ったでしょうか?
もし取得していたとなれば元は裕福な方だったと推測できます。
さて「3時のあなた」が勢力取材したそうですが、当時は人権無視の強引な取材だったでしょう。私自身警察庁115号事件の被害者遺族で、あの当時マスコミの傍若無人ぶりは忘れられません。
家のカーテン全て閉め私は「オンちゃん」に面会は許されなかった為奥の部屋に押し込められましたが暇なのでカーテンをチラリ開けると物凄いフラッシュが焚かれ、気付いた親族の明治生まれの婆さんに頭をコチンとされ菓子をタンマリ盛られたザルを渡されました。ここはテレビにも出たそうで明治婆さんの姿もありました。