遂に現れました!
Saxomat仕様のコロナラインです!
コロナライン自体は知って居ますがまさかこの2P仕様にサキソマットが設定されていたとは思いませんでした。
なんちゃってSaxomatかな?と思いましたがこの個体ライトバンなので可能性が否定できません。
これでコロナラインである事が判ります。
これがサキソマットの作り。登場は1962年式のモデルから2代目コロナにのみ採用されました。
他にこの頃日産ではセドリックとブルーバード、いすゞではヒルマン、日野はコンテッサ、スバルは360に採用。プリンスでは採用が有りませんでした。
ここです、ここ!
昭和37年の第9回全日本自動車ショーのトヨタの企業パンフレットにのみ載り、ガイドブックにはその前後にも掲載がありませんでした。
コロナラインはライトバンのみだったのは、恐らく当時はピックアップ系は本当の仕事車で過積載は当たり前でこういう新技術の物は呆気なく壊れますので、当時一般ユーザーが多いのがライトバン。
先ずは将来乗用を買う可能性をライトバンユーザーは秘めて居ますからトヨタは積極的に攻勢を掛けて居ました。同様な事がトヨグライドにも見られます。
以前も書いていますがトヨグライドは初めはクラウンには採用せず、マスターラインライトバンのみ採用されています。
それに準じたオートドライブがクラウンデラックスのODです。トヨタは昔からイージードライブに積極的でした。
これは肝となる関係電装部品。電気仕掛けが好きなトヨタ自動車工業、販売の特色。
然し55年の歳月が過ぎても快適な作りです。