正直な話東京駅に限らず構内タクシーって何だろう?と云う疑問が湧きました。何分この手の玩具は高価で縁遠く余り考えては居ませんでしたが、この度縁あって色々調べて見ました。
先ずこのボデーカラーが実在したかどうかは判りませんし、今の所玩具の世界での色であると思います。
で、構内タクシーとは?国鉄時代駅の構内に乗り付け出来るタクシーの事で、各タクシー会社で信用できる業者に一定枠乗り入れを認めたタクシーとの事。
構内指定車輛でない物は駅に乗り付けは出来ないシステムでした。(この玩具の様なカラーが実在したらこの車両以外乗り付けは出来ないと思われます)
タクシー会社のとって構内指定は会社のステータスだったと聞きます。=国に信頼を受けたと云う事ですね
尚此のカラーが実在したとしても、営業はフツーに出来ますし、例えば営業管轄内で駅以外でお客を拾って営業は出来ます。あくまで国鉄駅構内には入れますの意味だそうです。
昭和39年頃のタクシー写真です。「品5」ですので、39年11月(一説には9月25日)以前のナンバーですから玩具の年代が該当しますが、構内タクシーカラーではないですね。グリルの左側のバッチが構内タクシーの証です。個人タクシーなのであの色ではないのでしょうけど、本当に存在したのか疑問は未だ解けません。
全国共通なマークなので拡大版がこの写真です。
多分申請が有った時、先ずは助役以下が審査して決済ハンコは駅長がしたでしょうね、お爺ちゃんは私の愛車を入手した時山形駅助役でしたので審査していたと思います。
お爺ちゃんは駅長推薦されたが、体が弱かった事と余り人前に出る事が好きではなく裏方に徹する人でした。
参考まで何処かの地方駅でのショット。こんな感じで停車し客待ちが出来るのが駅構内タクシーです。
参考、カタログ最初期(昭和39年3月~5月初め、5月中頃~8月の2種類あり)
39年9月~40年6月まで。このカタログ中々出て来ません。オークションでとんでもない値段まで跳ね上がりました。