お忙しい中調整頂き有難うございました。早速取り付け作動させるとしっかり作動しました。
では今回分解清掃した他の理由を書きたいと思います。
まずはこのタイプのウィンドーウォッシャーの弱点が、此処!
グイと曲ってオリジナルはやや硬めの透明ホース。それが何度かボンネットを開け閉めしている内に柔軟性が無いから無理が掛かって「ポキ!」
古くなればなるほどそのリスクが上がります。
この洗浄剤ものちにUPしますが、交換したい意欲がわいたのです。このタンクは1963年式用のタンクで、元はマスターラインライトバンについていたそうです。
おのずとナンバーは品4でしょうね。(それと取り付けステーも、元の物は仲間に売却)
2年前かな?武左ゑ門さんのブログにありますが、スクリューの中に一定量を吸い込んでそれをモーターで噴射する構造辺りがこの「噴水ジュース販売機」に似た感じです。
その昔駄菓子屋で同じ物でジュースを飲みました。飲みたいな~の欲望がわく作りです。
それもあってこの構造のウィンドーウォッシャーは何としても修理したいのです。
ほれ、この通り。頭の中ではあの噴水ジュース販売機をイメージしています。とてもカンガルー印のタイプやモーターが下にあるタイプはしたくないな。
で、今回洗浄したい理由がこのウォッシャー液が大きな原因です。これはHCやカーショップでは売っておらず、山形では大きなスーパーマーケットで売っています。
青く透明な液体にクラクラとなり、全て入れ直そうとなりました。又我が家にある洗浄剤はあと僅かで、そろそろ買わねばならない時期で、遅かれ早かれ近日中には買う予定でした。
撮影時は違いが判ると思ったが、イザ出すと判りづらいですが、先にUPした洗浄液以外は「ぼてぇ~」とした感じで濃いなぁと感じ希釈しなければ使えないと見るからに判る物ですが、こちらはそんな感じがありません。
また大徳寺有恒さんの著書「ぼくの自動車史」にご自身が初めてマイカーで乗られた英国製のボロボロなオースチン(1953年式)のウィンドーウォッシャーについて記述があり、お金持ちの先輩のお宅の車は洗浄剤入りで自分のただの水とは大違いとありまして、スーパーでこれを見た時思い出して迷わずこれを選んだのです。
確かに昭和40年当時トヨタの洗浄剤は1缶200円もする高額な物でした。でこれは230円程度で2L購入出来ました。(ぼて~っとした物だと同じ2Lで200円を割る物もありましたが、ここはあえて金勘定は考えません)
思えば旧R48や13の時代、ウィンドーウォッシャーは必需でした。砂利道で隧道からの漏水が著しく、特に我が故郷の福島市寄りの二ツ小屋隧道は激しい漏水があり砂塵で直ぐにフロントウィンドーは汚れます。これは季節を問いませんでした。
恐らく今以上ウィンドーウォッシャーは活躍したでしょうね。当然洗浄液は満タン補充で返して下さいね、大叔父殿。