今年も寒河江ではちぇ~っと有名なブルーバードP312が参加しました。ボンネットは開けては貰えませんでしたが、多分関山旧道にあるP312に近い時期に生産された個体であろうと思います。
相変わらずピカピカです。これだけ程度良い個体は先ず無いです。当然ですがナンバーは昭和38年当時山形県内には5ナンバー枠に該当する車は戦前からの個体を入れても、まだ3998台しかなかったのです。
何度も書いていますが、戦前のナンバーのまま生き残っても昭和33年までには全て回収され山形5のすの枠に入れられました。当然ですが戦前のダットサン号も戦前のナンバーは一度強制抹消です。
居るんですよねぇ~戦前車オーナーの中に「このナンバーは戦前から付いて居る。」とウソこくオヤヂが・・・。
いっちょ、云ってやりましょ~よ。「じゃぁ、警察に通報します!」と・・・・何て反応するやら(爆笑)
遂に発見しました。笑点の6代目司会者で旧車マニアの春風亭昇太さんの愛車の写真を!
裏を取る為に色々なサイトで確認しましたが、1962年式であるのが正しいです。丁度縦目セドリックの時代のブルーバードです。=62年式セドリックが私は一番カッコいいと思いますし、もし山形5ナンバー付きのカスタムがあったら、それこそRS41と交換をお願いしたい位好きです。
他にもウィッキではパブリカ(次回UPします)とキャロル600がある話ですが、発見したサイトでは昭和40年~41年の360DXが濃厚です。(軽自動車の車検ステッカー付き)
但しまだガセとは判断できません。もしかすると軽自動車に車検が無い時代改造で600㏄エンジンに換装した個体の可能性が捨てきれません。
若い頃の話ですが600㏄に換装した1964年式を見た記憶があります。
キャロル600が激減した理由は車検制度にあり、360と361㏄以上では物凄い税金格差があり、車検制度が無い事を理由に下取り等で入った600を買い漁り、エンジンだけ買い取って残りはスクラップと云う事例が実に多かったのです。同様の事はマツダのK360やホンダのT360でも似た様な事があり、いずれも600㏄が犠牲になりました。又私は確認していませんが、ホンダのTにS5やS6のエンジンに載せ換えた猛者が居るそうです。
尚車検制度は昭和46年から始まりました。
昇太さんの個体には品5ナンバーが付き恐らくは、文字の大きさから昭和37年6月~9月に登録(10月もかな)した品5 せ ????かな。その行にはこの時代行って居ません。
昭和36年9月~37年5月末まではハイフンが無いナンバーですからもっと大きな品5になるのです。
関山の1963年式。色が似ていますね。
ステアリング。実に良い作りです。P311から210系みたいなステアリングになります。
1963年式はオレンジが下ですが、昇太さんの1962年式は上になります。そこが判別ポイントです。
やっぱり良いナァ!我が家の車も残って居ればねぇ。
それと鍵が赤いライオンマーク入りです。
ウィンドウォッシャーは後年付けたのでしょう。今どきの物ですが、あればあったで便利でしょう。
初代オーナーの住居地は春先は雪解け水で悲惨ですから。