今回の参加車両の中でググ~ッ!と来たのがこれ。
実は今回CCIさんが楽しみにされた初期の縦目セドリックと現行ナンバー制度が出たばかりの時期に登録されたナンバーを下げたトヨペットトラックの参加が予定されましたが、セドリックは青森県在住のオーナーで、激しい雨で不参加。トヨペットトラックは車がダダこねて動かなかったそうです。
然しそれを吹き飛ばしたのがこれです。
プリンスグロリアデラックスS40D-1
2型の安物ではないですよ、超豪華な1型です。このモデルは殆ど残って居ない上、発売当時全く売れずに大量在庫を抱えてプリンス消滅の一役をかった車です。ガソリンは私のクラウン同様ハイオク指定車両。
プリンスなのに1型と2型で価格格差があるのは、昭和38年6月にスーパー6(S41D型)発売に伴い、デラックスはスーパー6を豪華にする為にデラックス1型の内容を引き継がせ、デラックスはコストダウンを図り1型より17万円引き下げガソリンはレギュラー仕様にして2型へ変わりました。
価格は昭和38年9月製造分からなので1964年式からとなりましたので、1963年式は旧デラックスとスーパー6共に豪華でした。
1963年式S40型は恐らく私の愛車と同じ台数しか残存していないと思われます。後で紹介しますがシングルナンバー付で自分が確認した中ではこれ入れて2台。
これですよ、これ!もう興奮しました。
私がかつて持っていたイチコーのブリキその物の色ですから益々興奮します。
1型モールの最大の特色とエンブレム。この組み合わせはみられませんで!
左右前後ともドアバイザー付。これはS40、41共に非常に珍しい!凄すぎる!
純正プリンスの刻印付き。更にこれは凄い!
この西陣織の生地は凄い!RS41よりは絶対に高いだろう!然し・・・・
大量の不良在庫を抱えた時、長く残ったこれらはシート生地に多数のシミが付きました。どうやら暑くて糊が変質してシミになったみたいです。
これぞ純プリンス。
ライト枠もこの時期が一番コストが掛かっています。