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Channel: 高村円淨のブログ
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こち亀連載終了へ!

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 先程ネットニュースで飛び込んで驚き急遽UPです。
 昭和51年の連載開始以来40年もの長きに渡り休む事なく週刊マンガ誌に連載した秋山治氏の「こちら亀有公園前派出所」ですが最終連載が9/17で200巻も同時に発売するとの話でした。

 秋山氏は昭和27年生まれの64歳。初連載は24歳の若さでした。か細い方でよくぞまぁそんなパワーが40年出ていたと驚きます。
 今後は特集みたいな形で連載は有るそうです。

 私がこの漫画と出逢ったのは30年ほど前ですが、コロコロコミックは時折読んでいましたが、もう少し刺激がある漫画をと探していたらこの漫画に出くわし、実にマニアックで秋山ワールドにズブズブとのめり込んでしまいました。

 昭和30年代の懐かしい物から最新の機器等までとその知識の凄さに感心しておりました。

 「こち亀」にはクラウンも結構出ていますが多くは観音開きで連載当時引退寸前のパトカーがMS50系ですから結構タクシー含めて初期のマンガには出ていた記憶があります。

 旧車で忘れ得ない事として20巻台だったとは思いますが両さんの上司で大原部長の愛車「いすゞベレル」を自慢げに通勤に使い、両さんはベレルを小馬鹿にして酷評をしていたら、本署の同僚がパトカーをバックさせたら、両さんの自転車にぶつかりベレルに傷を付け、部下の中川に運転させるを口実に鈑金屋に出すべく急いで鈑金屋に向かうが、あいにく昼休み。
 両さんはベレルの中で昼寝をしました。

 然し運が悪い事に鈑金屋は解体屋のそばにあり、解体屋の入り口に停車させており、直ぐ潰して欲しいと依頼を受けた車と勘違いされレストアされたベレルで、解体屋も「凄く綺麗だけど勿体ないな!」と云いつつ「仕事だから」とスクラップ。
 中川が戻るとベレルはサイコロになって居り、幸い中にいた両さんはサイコロの中で生きており、皆が驚く中酸素で切って出てきて両さんは
 「バカヤロー!この車をもとに戻せ!」と怒鳴り、解体屋はベレルが後期型と云う事で似ている車として「縦目セドリック」があり、エンジンが死んでいるのでポルシェのエンジンが元気な物がありそれに載せ替えてベレルと同じ色にして部長に返すのでした。

 両さんは何とか誤魔化しますが、嘘がすぐにバレてしまい、怒り狂った部長は拳銃を撃ちながら中川が運転するセドリックをパトカーで追いかけますが、リヤエンジンにしたセドリックはウィリーしてパトカーに落下し、三面記事を騒がせ部長、両さン、中川は坊主頭になるオチで終わります。
イメージ 1
 まぁ、職場に両さんみたいな元気が部下が居たら・・・
 今日はそれをドリフの大爆笑ではないけど、あの巻を思い浮かべ、自分が部長になったつもりで連想してしまいました。

 部長のベレルは「5」一文字ナンバーで当然この時代は「品川5」ですが(部長なら「千5」ナンバー)私の車は
「山形5 す 37-41」とでも行きますか!

 元気いい部下は「Mさん」。彼が両さんかな?中川は余り合わないけど「Kさんかな?」
イメージ 2
 これがスクラップにされたら、部下は何で誤魔化すかな?セドリックH130だろ~か?
 「貴様!わしの青春を何だと思っている!」

 因みに大原部長はメカ音痴ではあるが、自動車運転はプロ級と設定されています。同年代の中では一番うまいそうです。
 因みに大原部長は東京大学教授の二男との設定で大正末期~昭和一桁生まれが当初の設定で、祖父になったのは50巻~60巻台かな?


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