全部は撮影していませんが進行状況も確認しました。
何分メカはイマイチ判らないので、誤って書いているかも知れませんので、誤り箇所あったらご教示下さい。
右が新品のローギヤ。左はアレ?2速かな?3速かな?忘れましたが兎に角2速、3速は異常なしでしたのでホッとしました。但しシンクロはそれなりに摩耗しており交換しました。それとベアリングも全て交換します。
前回UPのカウンターギヤもそうですが、ローギヤ、シンクロはいずれも当時物のデッド品を使いましたが、工場長によると、今時の部品はそのまま袋又は箱詰めされていますが、前回の写真に戻り良く見ると、部品がコーティングされ、それを剥がすと部品が全く錆びておらず良好な状態でした。
それだけ当時の部品はコストが掛かって居ます。
写真左下はクラッチのハブベアリング。これもガタが出始め交換が必要です。
尚オイルシールについてはクラッチレリースホークがある側は汎用品が製造されています。厄介なのがシフトレバー側のオイルシール等で以前リョウさんがRS31のミッション整備でデーラーが異常なブチルシールで誤魔化した事をUPされましたが、単にシールが手に入らないからです。そしてここが厄介な事に特殊サイズらしいのです。
こちらはO/D。遊星ギヤ(上)は新品がありますが、結構錆び付いて居り、こちらの方が状態が良いので綺麗に洗浄してそのまま使う事となりました。(尚この部品はO/H出来ません)
下のギヤは12年前OHしました。又12年前実施した修理はO/D全体のOHですがこの時点でもかなり状態は良かったのです。
多分ですがO/Dの本格使用は私の代になってからですので余り使われなかったのでしょう。親父も余り使わなかったと思います。
*ミッションン総括:確かに一部のギヤは損耗ありましたが、工場長の話では50年以上OHしなかった割には錆が殆どなく私が乗る以前でもきちんと整備していたのではないか?との事でした。
もしかするとエンジンも意外と状態が良かったりして?(オリジナルエンジンは書類なしフレームと共に溶鉱炉へ放り込んで来ました)
燃料パイプ。これは銅なのでそのままでしたが、交換は面倒な事を聞いて居たのでこういう大整備の時いずれは交換したいと考えて居ました。
全体を見て貰った結果「そろそろ交換の時期」だそうです。(内部も黒くなった感じだそうです)
一部クーラーの配管と並走するみたいです。
良いっすね!綺麗な銅の色は。
ニンマリしそう。それとO/Dの一部配線がミッションの手が届きにくいところを走って居るので今回新規制作で交換します。もしかすると時折微妙な不具合あったのは配線の劣化でしょう。ここも交換したと思って居たがしていなかったか・・・・。
それは仕方ないとして厄介な取り回しなのだろうから、この点は設計が良くないな。