鉄道模型で一番再現したいシーンがEF71とキハ82つばさ編成です。
この編成は昭和36年10月~45年頃まで見られました。10年足らずで終わった理由は勾配がきつく、福島ー米澤間の板谷峠での走行でオーバーヒートを起こして82単独での走行は出来ず、EF71の手助けが必要でした。度重なるオーバーヒートで定時運行が出来ずお爺ちゃん達は払い戻し業務、ダイヤ調整やクレーム対応でかなり苦労しました。
後継機種のキハ181は気動車の中でもかなり馬力が有りましたが、それでもオーバーヒートに悩まされ、昭和50年まではEF71とのペアーが見られました。特急つばさが単独走行となったのは昭和51年以降でクハ485になってからです。
お爺ちゃんはキハ82、181で苦労して定年となりました。
本物の写真は無く、鉄道模型での写真だけでした。
昭和43年6月にEF71が落成された時の写真にお爺ちゃんが写って居り、「漸く定時運行が出来る様になり、これまでの苦労が報われた!」と思った瞬間だったと思います。
昭和45年以降、EF71とキハ181の写真。恐らくお爺ちゃん達は新型の181に大きな期待をしただろうけど、残念ながらオーバーヒートしました。
小さい写真で失礼。しばし食べに行くラーメン屋で夏季に必ず食べる味噌味冷やし中華。此の色合いがEF71とキハ82の色を何故か思わせられます。