大正時代の後半から昭和12年までの切手を紹介します。
大正12年9月1日に関東大震災が発生し、この時大蔵省造幣局が火災で全焼し、切手の原版も消失しました。田沢切手等はそもそも造幣局の職員のデザインなので程なくして復帰しますが、神功皇后はギョエツの作品なので、復刻が出来ず、より日本人らしい神功皇后像に変更され大正13年に復活します。
この頃の切手は私はイマイチバリエーションを呑みこめず、今後勉強して訂正が出ると思いますが、その時再UP致します。
震災後応急的に作られた切手。民間工場で製作し、数か月販売して次に紹介する切手に変更されました。
竜文切手同様鋏でシートを切って販売します。
風景シリーズ。右の赤は昭和12年に発売されました。左の青は大正15年発売です。
此れも風景シリーズ。大正15年発売。
富士鹿(ふじしか)切手。発売は大正11年ですが、多分昭和に入ってからの物の可能性が有ります。