記録としての話です。
本日大叔父が運転免許の更新が出来なくなり、返納となりました。以前から書いていますが市長の運転手として長年市役所で働いてきた大叔父です。
昭和37年4月当時33歳で中途採用。それ以前はGHQ等でした。平成2年3月定年退職しその後は大叔母(実は生命保険会社の参与)の運転手となりつい最近まで運転して居ました。
私の車には昭和43年3月辺りまで運転して居た筈です。(当時市長公用車は観音開きのクラウン)
更新が出来なくなった原因は認知症でした。それ以前にどうも運転が怪しい?と疑う事がこの10年は有りましたので正直なところ返納はホッとしていました。
昭和4年生まれ89歳でここから犯罪者になると!と考えると不安がありました。
と同時に山形県の最古の大型2種免許所持者がこの度引退になりました。昭和23年9月30日取得となって居ますが、終戦のドサクサで特攻隊員となった頃取得した運転免許が紛失してしまい、記録が残っていたため第一種免許含めて取得は昭和23年9月30日と記載されていました。
関山旧道、万世大路の旧道をRS41で駆け抜けました。丁度ここは関山の旧道の一部。
ここは現道の一部ですが、この車を走らせていた当時はこの道は山の中腹であった筈。
悪戸から向原へ。細い旧道は最近より進行しました。
こんな道も走りました。
正直運転が好きな所もあるとは思いますが、正確な判断が出来ないとなれば危険極まりありません。やはり75歳以上の認知症検査は有り難いと思います。
家族、親族としても疑ってはいましたが、第三者が検査すれば公平だし、忘れたとしても強く本人に云えます。「ジーちゃん運転危ないから免許取り上げる!」ではトラブルになります。
もうどうせホンダのセダンはボコボコで売り物にはなりませんので(6年程度かな?)解体屋に処分依頼ですね。これを早目にしないと返納した事実を忘れます。
唯認知症と云っても現在はある程度記憶は消えていませんので、薬を確実に服用させれば進行は緩慢に抑えられます。多分私の見立てでは中程度の状態かな?お爺ちゃんの実弟が84歳の誕生日で診断を受けた時よりはやや状態は良いと思います。
寝たきりまで恐らく5年の期間が有るかな?それと叔母の話では大叔母もどうも怪しいと云います。一応今年の3月で保険会社関連の仕事は辞めましたが昨年辺りから失敗が目立つとありました。