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Channel: 高村円淨のブログ
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退院しました

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 予定より大分遅れましたが退院となりました。
 今回は思わぬ長期入院でしたが、人間と同様整備工場も「セカンドピニオン」が必要である事を学びました。
 さて以前返信に書いていますが、入院の顛末を今日はUPさせて頂きます。

 問題の発生は11月でした。実はブレーキが「ふわぁ~っ」とするをクレームで主治医に出した時
 「リヤのショックが抜けている、特に左が酷い。それが原因でブレーキがおかしな作動をする。」
 と云うのです。どうも私には「胡散臭い」としか思えませんでした。
 何分ショックが抜けたと云うなら、それこそ馬鹿でも判る異常な作動をするし、そんな様子は見られませんでした。それを知ったのは11月頃で、実際整備をした9月上旬に「ショックアブソーバーの異常」を整備記録に残しているか調べたが、何処にもその様な文言はなく、本日も再チェックするがやはり書かれていませんんでした。

 但し抜けたショックはモンロー製品の社外品で、3年ほど前糸魚川から帰る時初めのショックが抜けて、知人から品番を教えてもらい入手しました。
 フロントに関してはKYBのRS40,41用をM社長に送って探してもらいベストマッチの純正と云っていい物を入手しました。
 ですから「あ~あ、所詮社外の安い物だからなぁ、3年で逝ってしまったナァ。」が初めの感想でした。(恐らくですがモンローのそのショックはそもそもRS41には合わない物かも知れないとの話もあります)

 3年前の実績で、きちんとした物をしようと、M社長にお願いしようとなり、同じく新品のKYBRS41用を送りました
 だが、意外に探し方が難航しました。
 「山形の整備士の場合きちんとボルトオンの物でないと取り付けは出来ない、3年前探して頂いた時の物も、ロアーの取り付け部分がプレス機で抜けばいい物をそれが出来ないので取り付け出来ない。と云った位なので社長の様に加工して取り付ける物は絶対不可。サルでも取り付け出来る物でないと困ります。」
 とお願いしたので難航したのかもしれません。(メーカーは何でも可としました。)
イメージ 1
 M社長を信じていたので、届いても中身を確認せずに主治医にショックアブソーバーを手渡しました。11/11の事でした。

 ところが・・・・いきなり電話が掛かりお昼近い時間なので「完成した、何時頃納車する?」だと思ったら、
 「ふざけた物だよ!全然合わない!取り付けてみるとコイルスプリングが外れたよ!」と怒号の報告でした。
 後で現物を見ましたがKYBのRS41用とこれまで付けたモンローと比べると明らかに目一杯縮めても数十センチ単位で大きく私もビックリしました。

 神経をすり減らしたやり取りがここから1時間ありましたが(大変でしたよ)ここで冷静なテクノアートさんに診断して貰う事としました。と、同時にショックアブソーバー他の整備を依頼しました。

 診断結果・・・・M社長済みません!それこそ物凄い加工をしないと取り付けは不可能となりました。初めに話した「サル程度のレベルでも取り付け出来る物」からは大きく外れますので返品とさせて頂きました。

 尚この写真はリフトアップをして別の作業中ですが、今の赤ショックはコイルスプリングが抜け落ちませんと云う意味で出しました。因みにコレはアルファーロメオ用で、この状態で数日経っていますがフツーにスプリングが付いています。
  
イメージ 2
 今はショックのボルト部分にこんな物が付いています。中々良いですね。
 左の配線はトランククーラー用です。
イメージ 3
 実はエンジンOHから早い物で7年となり、タペット音は今の所無いけど、調整を今までした記憶、記録がないのでやった方が良いのでは?と思い調整依頼を考えましたが、(長期整備なので)プロの耳でも問題が無いので先送りしました。
 何分、通常だと車検ごと調整なので、これだけ長いと不安になったのです。
 恐らくタペットが鳴らない原因として、基本的にメーカーや店員の顔が判るガソリン(私は出光)をずっと使って来た。結構良く走らせるからカーボンが溜まる暇がエンジンにはなかった。それが原因だと思います。
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 実は私、RS41の中でもこのSWのデザインがすごく好きなのです。水色のラインがたまらなく良い。それと手に入れて気付いた事が赤いラインもあったのですね。
 単に調整を楽にするだけが目的ではなくデザイン面からも、「何とかこのSWを生かせない物か???」は当初からありました。
 スタンダーズさん改めまして特別な計らい感謝いたします。とてもいい具合に使えて満足していますよ!
 因みにこのSWは昭和39年8月以降の車両から付いて、この位置に付くのが角テール以降から。
 1963年64年式はリヤトレーにSWが付きます。やっぱりオリジナルでなくともこのSWが一番使える。
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 カミさんに「どうだ!今度は快適にドライブできるぞ!夏場お前も運転して良いぞ!」と云うと

 「もうマニュアルは運転できないぴょ~ん、中古は間違っても乗りたくないぴょ~ん!」でした。
 
 「これ新車で元々買ったんだけど!」には
 「新車の頃私居ないんだけど!お爺ちゃんたちがどう使ったか判らん代物だっし~。」クラウンを運転して良いと云うと大抵後ろ足を「じたん、ばた~ん!」とか喉を「ブーブー!」ヤバイ、ヤバイ。

 私には新車感覚があるんですよね~ぇ、でお袋は・・・
 
 「このポンコツ、もう乗りたくない!娘(妹です)のポンコツの方がズッと良い」でした(笑)
 因みにお袋今は41年運転して初めての中古で、3月には日産の軽ディーズを購入し、これが最後の車になり、75歳になったら車と免許を手放す予定です。
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 今回足回りも念入りに診て貰い、ブーツも全てチェックを入れて「問題なし!」となりました。
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 ピットマンアームも異常なし!
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 タイロッドエンド交換でより異常なし。
 元医療従事者故、足回り、下回りは一番の要と考え、最良の部品が入れば直ぐに交換したり、ストックしています。僅かの不具合が命取りですからねぇ~。

 おっと、グロリアライトバンもそろそろ対策しなければね!


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