今回初めて知った事として、1963年式に関してはトヨグライドがライトバンのみの設定である事です。
これは先代のRS20がベースになった時からの設定で恐らく当時は確実にオーナードライバーが数多く存在したのがライトバンなので、将来の大量オートマ需要を見込んでライトバンが選ばれたのでしょう。
また当時は過積載が常識でしたので、過積載状態ではトヨグライドは持たないからピックアップは選ばれなかったのでしょうね。
トヨグライドの発売は昭和34年3月7日で、マスターラインライトバンのみの設定。セダンデラックスのRS21にはまだ設定されず、RS30系になる昭和35年10月までセダンはトヨグライドがありませんでした。
マスターライン代表でシングルピックです。
2代目にモデルチェンジし、セダンがDX、STD共にトヨグライド選択が出来る様になってもピックアップが選択できないは驚きました。
やはり未だRS30系の頃と同じ機構、レベルのままだったのでしょう。
これは1963年式カタログの2代目(後期型)昭和38年ン3月からこちらになりますが・・・
マスターラインライトバンには・・・・が付きます。ピックアップには設定が無い事を現します。
1964年式です。昭和38年9月よりトヨグライドは完全自動化します。
ここではライトバンに付くと云う限定の言葉はありません。
ピックアップもカッコ書きがある通りトヨグライド設定がある事が判ります。つまり1964年式以降マスターラインは6種類となります。