今年の初めに発見したRT50ですが、同じ市内に住む67歳の方がオーナーで、それも主治医すら知らない完全なマニアと交流が無い旧車オーナーさんを発見しました。
でもこの個体一寸判らない点があり疑問符が付きます。実は私昭和42年5月までの一回目のマイナーチェンジ以降のRT40は興味が無く、42年6月以降は全て同じに見えてしまいアヤフヤなのです。
またこの車ナンバープレートから判断すると昭和41年式でありマスクに既に待った!がかかります。
先ず、山形5は「す」は昭和30年6月~40年に入るかどうかの時代まででした。
「せ」その後から昭和41年の初めまでで、この頃から徐々にマイカーが普及し始めます。
で、「そ」は昭和41年一杯である事は確認済みですが昭和42年は入るかどうかは疑わしい点があります。
昭和42年は「さ」が本来です。ですから昭和42年以降の顔なのに「そ」の初めなので疑問符が付きます。
オーナーさんは昭和45年に中古で初めてのマイカーと云う事で購入。而も壊れやすい消耗品は既にストックが沢山あり、レストアはここ数年で行ったとの事。
長年のオーナーらしい用心したストックです。因みにナンバーはレストア時再発行してもらったそうですので新しいですが、昭和45年は「ふ」~「み」辺りですから「そ」は発行されません。
5.60-13のリボンタイヤは3本ストックありだそうです。ホイールキャップもストックあるけど1台分しかなく普段は外しているそうです。尚この車庫は壁が無いので盗まれるリスクもあります。
近年では山形でも珍しくなりつつある3世代同居のお宅で孫さんが居り、どうやら将来乗る様な感じが見受けられました。年齢は4~5歳程度かな?丁度今の愛車を引き継ぐと決めた頃の私位です。
因みにオーナーさんは元々は自動車販売の仕事をしていたそうです。
このテールの形状では昭和43年式ではないのは確かです。
一番の感心事は楕円形の東芝ライトです。これは私の好物です。
*実はこの車がある所はいつも給油する出光スタンドへ行く近道を3年程前発見し、ずっと通って来ましたが、今年になるまでこの車は見る事はありませんでした。
その間レストアしていたのかどうかは判りませんが、「え?何でこんな所に旧車が有るんだ?」が初めて発見した時の感想です。