このイベントもそうですが岩手、青森のイベントでは度々無料試乗体験バスとして頑張るバスですが、ただのキャブオーバーバスではないのです。
年式は昭和41年式ですが結構それより古く見えます。以前草ヒロで紹介したトヨタの山形交通バスに似たデザインですが、当時フレームとエンジンは各メーカーで、ボデーはバスボデーメーカーで作るので古い設計で載せる場合があります。
オーナーさんの話では秋田県内の畑に丸目2灯火の元秋田交通のバスが有るそうです。
4灯火なのは多分ベースとなるいすゞボンネットトラックが昭和39年の終わりから4灯火になりそれに対応したのか????
オールドタイマーにもレストア投稿があり良く記憶しています。元は教習車上がりで平成元年まで現役だったそうです。
リヤ周りは同期のボンネットバスと同じ作りです。
キャブオーバーなのに中央の山がエンジンです。
通常はリヤエンジン等だけどここにある事は間違いなくボンネットバスベースですね。同様な事が草ヒロのトヨタバスにも見られ、FA90型ベースである事が判ります。
同時期のバスにはこの様なランプが付いています。
スピードランプとは又違います。
丸い天井とテールフィンの様なランプは懐かしさが出てきます。これは59キャデラックの影響ですね。
私ら中年は懐かしいが真っ先に出ますが少し若い世代は多くが「トトロ」を思い付くそうです。