「ところざわ」で悩ましい事が毎回「クラシックカーレビューイン高畠」が重なる事です。
少し前ですと所沢に行く時は外環道経由で行かねばならず、負担を感じて「参加したいけど難しい」でしたが、北関東道が完成して行き安く感じ17回より参加し、今度は東北道と圏央道が繋がりより運転しやすくなり高畠のイベントは見学含めて第一回から参加していましたが世代交代を感じ前回で終わりとしました。
以前もブログに書いていますが「ツールドみちのく」で高畠の主催者が米沢までのラリーを考えており、実現すれば甥や姪10数年ぶりRS41に乗る妹でも連れてゆき参加したいと考えました。(ピンク怪獣は不可)
高畠の記事をUPしたのはタイトル通り、ダットサン123トラックが6年ぶりに山形へ帰り、な、なんと!関東地方から自走で300キロを走破したのだからたまげてUPしました。
実はところざわの前日現オーナーから「急遽高畠に参加できるようになって、今自走中なんですよ。」とありました。又エンジンやミッション、デフ、配線は全てOHや修理、引き直ししており、信頼感は抜群。
エンジンは旧車ショップが云う「OH済」とは違い、これも本当の意味でのOHしていますから出来る技!数台コレクションが有るけど恐らくこの車程完全な修理はした物はないそうです。
写真は拾い物です(当然だ)何だか6年前より更に綺麗になった感じです。
簡単に経歴として
昭和32年7月に山形陸運事務所にて登録。ナンバーは写真の物で東村山郡成生村のO家豪農で私の元上司の家が村で一番最初の4輪として入村しました。
昭和43年5月頃当時マイナーチェンジしたてのダットラ521に買い替え、同年6月2日に山形市七日町の神鋼電機の販売店が購入。(Hさん)昭和54年3月に昭和29年から操業してきた同店を整理しまして以後平成20年8月までHさんのガレージに仕舞われっ放しでした。
かねてから然るべき人に嫁いで欲しいと願っており、現オーナーには平成16年からコンタクトを取り遂にその日が来た!と思い猛アタックし引き取って頂きました。
平成22年10月4日車検は一発で合格でしたが、当時山形陸運支局にいた問題児「ごま塩頭の検査員」が
「山形支局で検査させて欲しい」と云い出し10月7日に再度山形入り。ごま塩頭はいませんでしたが問題なく合格でした。ですから6年ぶりの山形入りなのです。
高畠の動画です。5分37秒~40秒に合わせてください。タイタンの後に出てきます。(注:ここからは見られませんでしたのでYOUTUBUから見る必要がありました)
荷台に人が乗って居ますが、これは違反ではないです。なんと荷台に補助いすがあるので定員は「2名(2名)」となっています。ですから違法ではないです。
上司曰く「当時消防団にも貸し出した」そうです。
上司が一番驚いたのが「もうスクラップになったと思っていたが生き残っていたとは驚いた」そうです。尚これは昨年は「みさと」のイベントにも出ていますし、関東地区のオーナーなので恐らく見かける事が多いでしょうが、本来はくすんだ緑が元色で昭和43年から今の色になりました。ですから上司は「この色の記憶が無い」と云いました。
因みにこの車は私が9歳だった昭和57年に発見し、中年となった36歳まで事あるごと見てきました。一番見ていたのは高校時代ですね。週に3回は「押忍!」と挨拶に行きましたね。