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Channel: 高村円淨のブログ
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ダットサントラック123

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 また新たなダットサントラックの写真がありました。
 オーナーに高畠が終わってから数日して観客の反応を聞きましたが、多くが年配の人が懐かしがって集まり、若い方の反応はいまひとつであったそうでした。

 で、前回私の車がとある1人の観客の様に42年経っても記憶しており、それより長く山形市内を中心に走ったこのトラックなので記憶していらっしゃる方が居たかな?と思い聞くと
 多くが「こんな珍しい車が山形に有ったとは驚いた!」だったそうで、繁華街を走って居たにも拘わらず知られていないはやはり古い商用車故注目していないのだろう。と思いました。

 尚このトラック、本来は6Ⅴですが関係電装部品は12Ⅴ仕様に改造してあります。それに伴い配線も全て引き直ししております。
イメージ 1
 多分ですが、「クランク棒の様に腰が曲がった方がオーナー」と思われるでしょうが、違います。
 私より4歳年上のオーナーで腰が曲がった方は整備士さんで、この車をはじめ彼のコレクションの主治医。山形までこの方が運転してくれたそうです。

 ガラスをよ~く見て下さい。青いステッカーがこの車が営業車最後に付けていたステッカーで、昭和54年です。整備をしていた業者は今は廃業した鏡自動車で山形駅西口界隈の地区では古くから営業していた有名な大きな整備工場でした。
 高校時代の同級生の母親の実家で子供の頃彼は此処で育ったそうですが、車好きではなかったな。
 後継者が居らず、区画整理等が重なり残念ながらの結果となりました。
イメージ 2
 コレクションの中では一番新品部品が多く使われ修理された車だそうです。ですから信頼性は抜群で、エンジン、ミッション、デフは全バラしております。難儀したのが燃料タンクでガソリンが半端に残り苦労したそうです。
 燃料タンクゲージは12Ⅴ化に伴い220系の新品に。他多数使いました。
 バックミラーは右が新品の純正で、左は上司のお宅に納車された当時は無かったので別に無くてもOKですが、2代目オーナーさんか鏡自動車さんで付けたスバル360のミラーなので、こちらも新品で探して取り付け。

 *私もこの車に出合って34年になります。救出を考
  えたのは平成2年ですが、本格的には平成12年頃
  でした。あの頃は既に自分の車も果たして??
  のレベルでしたので、確実な後見人を探すが、皆
  イマイチな人たちだけでした。

   幸いだったのが、京都のオーナーに渡らなかった
  事。最近まで名残惜しいかの如く平成12年当時の
  車庫での写真がネット上にありましたが、恐らく何
  も出来なかったと思います。
   また当時は2代目オーナーが亡くなり(この時点で
  初代オーナーは89歳でトヨエースを運転し、農業も
  現役でした)その奥方が「夫の形見で手放したくない
  と京都のオーナーに売却しない」と伝えたそうです。

   私は既に現在の職場に就職しており中々この
  車に付き合えませんでしたが、必ず年に2度は
  確認に行きました。RS41も完成し余裕はないので
  自分にはもう無理なので同時に後見人探しをして
  居た、平成16年現オーナーを雑誌で知り、2年後
  コンタクトを取るのに成功!その2年後今度は
  職場近くの整備工場で引き上げたの情報が入り
  一気に攻め、引き取りOKとなりました。

   漸く私も肩の荷が下りた感じです。完成を見て
  気付けばもう36歳にもなり子供からオッサンになる
  までを見届けたRS41以外の車とみています。
  



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