前回UPした通り、戦前記念切手は歴史上重要と判断した物だけを30年前の時点で集めました。
これは昭和5年の国勢調査。当時は朝鮮半島も日本領でした。これは重要な史跡とみて居ます。
日中戦争が始まろうとしていた昭和12年6月1日発売の愛国切手。7月7日より開戦となり8年に渡る大東亞戦争が始まりました。
昭和16年12月8日米英に宣戦布告しより激戦化します。初めの日本軍は破竹の様な勢いで戦勝します。
大東亞1年寄付金付き切手。この切手があるので大東亞戦争=米英布告年とみて居ましたが、最近は日中戦争含めてと云う説が有力みたいです。
発売は昭和17年12月8日ですが、この頃は既に劣勢でした。その後はズルズル滑り落ちる様に日独伊は敗退して行きます。
昭和19年6月29日靖国神社75年切手。戦時中此処に英霊が祭られる。靖国で会おうが当時の若者の合言葉でした。でも本心はそうではない筈。
*こういう切手収集をしており、又当時は戦時中末端兵士だった伯父、先生が現役で又元気だった頃ですので戦争の悲劇は身近に聞いていました。
最近の分析ですが95歳以下(大正10年以降)生まれの兵士が一番悲劇を味わって居るみたいで100歳以上(大正5年)以前生まれはそうでもなかった方が多い気がします。
当時の兵士は最年少で昭和5年或いは8年生まれで8年生まれは間違いなく少年兵で正式な兵士ではありませんが戦場に送られた方も存在します。この年代とて今年84歳。もう残された時間はそうありません。
憲法9条を守る事が我々の使命ですね。